昨日(4月22日)書きました、大塚上のまちづくりについて、市街化調整区域と地区計画について書きましたが簡単に説明を掲載します。
大塚地区は市街化調整区域です。しかし、西風新都は地区計画を推し進める地区となっています。
市街化調整区域
市計画法の定義としては、「市街化を抑制すべき区域」とされる。
この区域では、開発行為は原則として行わず、都市施設の整備も原則として行われない。つまり、新たに建築物を建てたり、増築することを極力抑える地域となる。
ただし、一定規模までの農林水産業施設や、公的な施設、および公的機関による土地区画整理事業などによる整備等は可能である。既存建築物を除いては、全般的に農林水産業などの田園地帯とすることが企図されている。
都道府県は都市計画区域について、都市計画に市街化区域と市街化調整区域との区分を定めることができるが、政令指定都市には区域区分を定めなければならない。市街化調整区域では市街化を抑制するため、原則として用途地域を定めない。
地区計画
住民の合意に基づき、地域にふさわしい街づくりのルールを都市計画法によって定める制度。計画を策定するのが区や市なので、地域の実情に合ったきめ細かな街づくりを図れる。
広島市の運用基準