幸福度調査

5月23日までにOECDは、加盟国にロシアとブラジルを加えた36か国を対象に国民生活の豊かさ、いわゆる幸福度を表す指標を独自にまとめました。
  その調査指標は住居、収入、雇用、社会のつながり、教育、環境、政治への信頼、健康、生活の満足度、安全、ワークライフバランスの11項目でした。各項目 を10点満点で評価しており、日本は、犯罪被害に遭った人の割合が少ないことなどから「安全」[9,7]が1位、国民の読解力や計算力などが高いことから 「教育」[8,8]が2位でした。
 一方で、収入に占める住居費の割合が高いことなどから「住居」では25位、「生活の満足度」が27位、長時間働く人が多いことなどから「仕事と生活の両立」が34位などとなっており、幸福度の総合順位で日本は、36か国中21位となりました。

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                 NHKニュース引用

 その結果総合では、日本は34か国中21位となり、「安全」や「教育」の評価は高かったものの「生活の満足度」などは低いという結果となりました。
 幸福度の総合順位で1位はオーストラリア、2位はノルウェー、3位はアメリカで、上位10か国は北米や北欧などの国が占めています
 しかし、加盟国の平均では日本の収入は高く、労働時間も平均以下となっており、豊かな暮らしを送れているが、満足度が低いことが明らかになったと評価する人もいます。
 幸福度は主観で評価できるものかどうか疑問に思います。また、ある人によれば、現在働いている現役世代の満足度が低く、退職年代の満足度が高いと言われています。

 

OECDの加盟国(先進国と言われている)

 現在34カ国が加盟しています。

 ■ 1961年設立の原加盟国

オーストリア、ベルギー、カナダ、デンマーク、フランス、
ドイツ、ギリシャ、アイスランド、アイルランド、イタリア、
ルクセンブルグ、オランダ、ノルウェー、ポルトガル、スペイン、
スウェーデン、スイス、トルコ、英国、米国

 ■ その後の加盟国

日本 (1964年4月28日)
フィンランド (1969年1月28日)
オーストラリア (1971年6月7日)
ニュージーランド (1973年5月29日)
メキシコ (1994年5月18日)
チェコ (1995年12月21日)
ハンガリー (1996年5月7日)
ポーランド (1996年11月22日)
韓国 (1996年12月12日)
スロバキア (2000年12月14日)
チリ (2010年5月7日)
スロベニア(2010年7月21日)
イスラエル (2010年9月7日)
エストニア (2010年12月9日)

追伸???
 時期を同じくして北朝鮮も世界幸福指数ランキングを発表していました。例によって例のごとく北朝鮮が1位に落ち着いて「めでたしめでたし」……と思いきや、意外や意外、1位はお隣・中国。北朝鮮は健闘したものの僅差(きんさ)で2位となったそうです。

ベスト5は以下の通り。

1位: 中国(100ポイント)
2位: 北朝鮮(98ポイント)
3位: キューバ(93ポイント)
4位: イラン(88ポイント)
5位: ベネズエラ(85ポイント)

 ちなみに韓国は18ポイントで152位、米帝ことアメリカは3ポイントで最下位203位である。世界の201カ国を押さえ堂々2位ランクインの北 朝鮮では、「国が家を無料で支給、食料や衣類等生活必需品は全て配給制、医療費も無料、仕事は国が人民に分配するので失業の心配もない」らしい。衣・食・ 住・医療・就職に渡り手厚い社会保障があることになっていることが、高ポイント獲得の理由だそうです。

 

 

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