昨日(8月22日)総務委員会の視察で比治山にある「広島市まんが図書館」と江波山にある「江波山気象館」に行きました。
広島市まんが図書館
広島から漫画文化の発展に寄与します。公立で全国には広島が唯一の漫画専用図書館です。(近頃、全国に出来つつあります)
まんが資料の収集、整理および保存
1.図書館にふさわしい良質で資料的価値の高いまんがの収集
・時代を代表するまんが
・代表的なまんが雑誌等
2.まんが研究のためのまんが関係資料の収集
・まんが文化論、まんが史論等の図書資料
・絵巻物、戯画、風刺画等の歴史的資料
まんが資料の閲覧そして貸出
展示、講座など、各種行事の開催
広島市まんが図書館の規模と沿革
蔵書冊数 約98,700冊(2009年3月末現在)
施設 鉄筋コンクリート造、地下1階地上2階
建築面積300.15m2・延床面積655.71m2
沿革
1983(昭和58)年5月1日 比治山公園青空図書館開館
1996(平成8)年12月1日 比治山公園青空図書館閉館
1997(平成9)年5月1日 広島市まんが図書館開館
広島市まんが図書館の前身は、比治山公園青空図書館。公園内で気軽に読書を楽しんでいただく、ミニ図書館でした。
1997年、比治山公園青空図書館を改装し、“まんが”に特化した図書館として、広島市まんが図書館が開館しました。
比治山にある「漫画図書館」玄関
図書館内
大勢の市民がおとづれていました。
江波山気象館
広島市江波山気象館は全国でもめずらしい、お天気の博物館です。風の強さが体験できる「突風カプセル」や、台風や雲の中に入ったような雰囲気を味わえる「タイフーンボックス」などの体験展示で、お天気について楽しく学ぶことができます。
●お天気の博物館としての江波山気象館
江波山気象館は、昭和9年に現在の広島市中区江波の江波山に建築された旧広島測候所(後の広島地方気象台)の本庁舎を保存整備し、平成4年6月1日に開館した気象をテーマとした博物館です。
常設展示室には、天気予報の現場の見学やインターネットを利用したお天気情報の検索コーナー、ビデオコーナー、気象測器の展示、気象体験コーナーの他、お天気相談コーナーなどがあります。
常設展示以外に企画展、教育普及事業などもおこなっています。
●近代化遺産としての江波山気象館
昭和9年に建築された気象館本館は、コンクリートの近代建築物で、昨今、建築学関係者の間で近代化遺産としての価値が評価されはじめています。
●被爆建物としての江波山気象館
昭和20年8月6日午前8時15分、広島市に投下された原子爆弾の被害を受けた旧気象台の建物はその一部が保存され、原子爆弾被害の様子を
現在に伝えています。
また、旧広島地方気象台は、原子爆弾と枕崎台風の二重災害に立ち向かう気象台職員のすがたを描いた柳田邦男氏の小説「空白の天気図」の舞台
にもなっています。
江波山気象館
古い貫録のある玄関です
昭和20年8月6日原爆の爆風で壁にガラスが刺さっています。
窓から市内を見るとリーガロイヤルホテルが正面に見えます。その方向が爆心地だそうで直線で約230mの場所だそうです。
額の右下の傷のようなものが刺さったガラスです。