昨日(9月24日)モーニングバードと言う番組で「脳は中高年からも伸びる」というタイトルで放送をしていました。
石原良純さんが加藤俊徳医学博士を取材して報告をしていました。
物忘れがひどくなったりして脳がどんどん衰えていく気がしていますが、人間の脳は使えば使うほど発達をしていく臓器だそうです。
脳の学校 加藤俊徳医学博士によると、「脳は一生伸び続けて死ぬまで伸びるんですよ」と言っておられました。
(加糖先生は25年に渡り1万人の脳を診断、MRIの脳の画像を加工したものからその発達の様子を研究していらっしゃいます)
また、「むしろ中高年からもっと伸びるんですね。実際日々の生活によって脳というのは樹木のように形を変えていく臓器だったんですよ。」とも言っておられました。
人間の脳は皮質と白質(神経線維が束になった部分)に分かれます。 白質は使った分だけ太くなり成長していくんだそうです。
加藤先生に「よる8つの脳番地
・思考 ・運動・感情・理解・聴覚・視覚・発話・記憶
もの忘れ解消法
指先トレーニング(運動系脳番地を鍛える)
運動系脳番地活性⇒記憶系脳番地活性⇒脳全体が活性化⇒もの忘れ防止
1.両手を握る
2.右手は親指、左は小指を立てる
3.両手を握る
4.右手は小指、左手は親指を立てる
5.この動作を30回繰り返す
うまくできなかったりしますが、やることに意味がありますとのこと。
脳は年代別に伸び時が有るようです。思考・感情は50代に鍛える!
・運動…0~10歳
・聴覚…10代
・視覚…10代
・発話…20代
・記憶…30代
・理解…40代
・思考…50代以降
・感情…50代以降
脳の位置でそれぞれの領域を使いこなしています
年代によって成長する場所が違います。
「感受・思考系脳番地をまたぐ超前頭野は、大きくてまだ使いこなせていなません。ここに眠っている未熟な細胞を更に伸ばすことによって活き活きしてきます。」(加糖先生)
超前頭野活性トレーニング法
小銭と封筒(大きいもの)を用意
適当な小銭(硬貨)を何枚か封筒に入れ、手探りで入っている金額を計算し当てるもの。
どんな数え方でもOK、兆戦するだけでも効果がありますとのこと。
このトレーニングを行っていると、超前頭野の酸素量がアップし活性化されています。
超前頭野が活性化すると?
「前向きに人生が生きられます。脳っていうのは自分の人生の生きざまそのまま反映していくんですよね。50代まで俺は頑張ったけれども隠居生活に入ってなにもやらなかった時、老化の方向に向かっていくんですね。」と加糖先生 が言っておられました。
「日々の暮らしの中でこそ脳は成長すると。」毎日の暮らしの中で新しいことに興味を持って挑戦して脳の開発をすることが大事だそうです。