一昨日(12月3日)リーガロイヤルホテル広島に於いて北別府学氏の「野球殿堂入りを祝う会」が有りました。カープの関係者・財界・政界と約500人の人が集まりお祝いをしました。同時に津田恒美氏も受賞しました。
祝う会の発起人と北別府夫妻
北別府 学氏お礼の言葉
野球殿堂について調べてみました。
野球殿堂、
日本の野球の発展に大きな貢献した方々の功績を永久に讃え、顕彰するために1959年に創設されました。野球発祥の地である米国では、1939年に野球殿堂が創設され、日本の殿堂の20年先輩になります。「殿堂」とは英語では、”Hall of
Fame”といわれ、直訳すると「名誉の殿堂」という意味になります。殿堂入りされた方々の表彰レリーフ(ブロンズ製胸像額)を、野球体育博物館内の殿堂ホールに掲額し、永久にその名誉を讃えます。 野球殿堂入りには競技者表彰と特別表彰があります。
競技者表彰
プレーヤー表彰 対象者:
現役を引退したプロ野球選手で、引退後5年以上経過した人。その後15年間が選考対象となる。
選出方法: 野球報道に関して15年以上の経験を持つ委員(約300人)が投票。75%以上得票した人が殿堂入りとなる。
エキスパート表彰 対象者:
①現役を引退したプロ野球のコーチ、監督、審判で、引退後6ヶ月以上経過している人。
②現役を引退したプロ野球選手で、引退後21年以上経過した人。
選出方法: 競技者表彰委員会選出で殿堂入りした人と競技者表彰委員会の幹事(約50名)が投票。75%以上得票した人が殿堂入りとなる。
(注)新規程のため、2008年は経過措置としてプレーヤー表彰選考対象期間を5年延長し20年間とする。それに従いエキスパート表彰で選考対象となる プロ野球選手は引退後26年以上経過した人となる。1年ずつ短縮され、2013年からは規程どおりの年数となる。
特別表彰
対象者:
①現役を引退したアマチュア野球の競技者(選手、コーチ、監督、審判員)で、選手は引退後5年、コーチ、監督、審判は引退後6ヶ月以上経過している人。
②プロ及びアマチュア野球の組織または管理に関して野球の発展に顕著な貢献をした人、しつつある人。
選出方法: プロ野球の役員及び元役員、アマチュア野球の役員、野球関係学識経験者(14名)が投票。75%以上得票した人が殿堂入りとなる。
平成24年度殿堂入りをした人
北別府 学 きたべっぷ まなぶ
生年月日: 1957年7月12日
出身地: 鹿児島県
出身校: 都城農
履歴・球歴
都城農
1976年~1994年 広島
2001年~2004年 広島コーチ
津田 恒実 つだ つねみ
生年月日: 1960年8月1日
没年月日: 1993年7月20日
出身地: 山口県
出身校: 南陽工
履歴・球歴
南陽工
協和発酵
1982年~1991年 広島
長船 騏郎 おさふね きろう
生年月日: 1924年1月30日
没年月日: 2007年9月10日
出身地: 岡山県
出身校: 早稲田大学
履歴・球歴
早稲田大学
1952~2007年 日本学生野球協会
大本 修 おおもと おさむ
生年月日: 1925年4月1日
没年月日: 2008年10月15日
出身地: 岡山県
出身校: 芝浦工業大学
履歴・球歴
芝浦工業大学
1967~68年 マサチューセッツ工科大学(MIT)客員研究員
1972年 工学博士(京都大学)学位授与
1973~97年 芝浦工業大学教授
1975~97年 MIT客員教授・NASA客員研究員
1991~97年 芝浦工業大学学長
1997~2002年 NASA客員
1973~98年 (社)日本野球機構コミッショナー顧問
1993~2008年 (財)日本高等学校野球連盟顧問
2000~08年 NPO法人「アオダモ資源育成の会」理事長