一昨日(1月21日)、閉会中の総務委員会がありました。
閉会中の常任委員会とは
1、行政からの説明を受ける
2、請願・陳情の審査をする・
3、災害等の突発事項について緊急質問をする場です。
1、「区役所機能の強化にむけて」の説明がありました。
区役所の目指すべき姿として
1)市民の暮らしを支え、市民に信頼される区役所
2)市民を支援し、共に地域づくりを推進する区役所
この事を推進するため区長のリーダーシップによる推進を掲げ
≪各区の統一性を重視した取り組み≫
・窓口サービス提供機能の充実強化
1)窓口環境の改善
2)サービス提供体制の充実
≪区政運営のベースとなる機能の強化≫
・基礎的行政サービスを的確に提供するための体制充実
1)職員の行政能力の向上
2)区役所の組織力の強化
3)効率的な事務の執行
≪区ごとの独自性を重視した取り組み≫
・市民のまちづくり活動への支援強化
1)市民ニーズの的確な把握
2)市民活動に対する支援の充実
≪区政運営のベースとなる機能の強化≫
・事業を展開しやすくするための仕組みの構築
1)区長裁量権の充実
2)区局連携の強化
以上についての説明がありました。
「区長の裁量権の充実」について質問がありました。
1)区の意向により柔軟な執行を可能とする令達予算の仕組みの構築
市民との対話から得た市民ニーズへの対応や緊急時の対応を行うため、区長の裁量により執行できる令達予算の拡充など区における柔軟な予算執行を可能とする仕組みを構築する。
以上のことについて
・区長の裁量権で執行できる予算とはなんですか?
・誰が区長の予算執行をチェックするんですか?
・議会のチェック機能をどのように考えるか?
・令達予算では今と同じではないですか?
以上、非常に不完全な説明でした。昨年4月に提案し、一昨日初めての説明です。途中の説明は1度もありませんでした。少し、このような事例が多すぎる気がしました。
令達予算
【令達】
令達とは命令を伝えること。また、その命令。「各部署に令達する」
令達予算とは本庁の局に予算の執行権があり、区役所等に対しての局のひも付き予算