今朝(1月17日)いつものように朝5時過ぎから散歩に出ました。西の空に月(月齢14,3)が残っていました。ほぼ満月です。その月の上下に光の帯を見つけました。珍しい現象なので調べてみると「月光柱」と言う現象だそうです。
太陽柱(サンピラー)は有名ですが、月の場合は月光柱(ムーンピラー)、街灯の場合は光柱(ライトピラー)と呼んでいます。三菱団地の街頭にも見られました。現在この冬1番の寒気がの本を襲っています。この寒いときの現れる現象で条件が整わないと見れない現象で珍しい現象を見ることが出来ました。なお、今朝の外気温度は-5度でした。
今朝は写真機を持って歩いていませんでしたのでインターネットの写真を引用しました。満月だったのでこの写真より月がくっきり見え、光柱がはっきり見えました。
◆上空に強い寒気が流れ込み、氷晶由来の積雲が漂っているとき
◆月が半月~満月と明るい状態であること
上記の気象条件の時見られる現象で、大気中の水滴が凍り(氷晶)、その凍った氷晶が鏡の役目をして月の光を反射します。氷晶の一定の面からの反射のため、観測者からはそれが一筋の光に見えるところから「月光柱」とよばれるようになったようです。寒ければいつでも見ることができるというわけではなく、気温や水蒸気の量など、さまざまな気象条件の一致が生み出すようです。光柱はスキー場のナイター照明によく見られます。また、道南の日本海沿岸や津軽海峡などでは漁り火の光柱も見られることがあります。
太陽柱
朝日や夕日の前後に太陽の上下に(上又は下のみのときもあります。)太陽と同じ幅か少し広く、太陽の色と殆ど変わらない光の柱のようなものが現れることがあります。これが太陽柱(サンピラー)と呼ばれるものです。太陽柱は、空中の氷の結晶に太陽光が反射しておきるもので、六角形の平板状氷の結晶の底面がほぼ水平に並びつつも多少揺らいだときに上下に光の柱が伸びます。