昨日(2月14日)、平成25年第1回広島市議会定例会が始まりました。
会期の決定
2月14日~3月26日(41日間)
・平成25年度予算(第1号議案~第44号議案)
平成25年度広島市一般会計予算 等
・平成24年補正予算
平成24年度広島市一般会計補正予算 等
以上の事について市長から要旨の説明が有りました。
財政状況
歳入面
収入面では、市税収入が2年連続で減収となると共に、国からの地方交付税が減額となるため一般財源収入は引き続き厳しい状況
歳出面
高齢化の進展等の伴う生活保護費や介護サービス給付費などの増加が見込まれる
市債残高は臨時財政対策債の発行が増加していることから、新たな借り入れは引き続き抑制しなければならない。
以上のように新年度予算は、大変厳しい状況下での編成となりました。一般会計の予算規模は昨年度比3,2%の減となりました。
しかし、公共事業については、国が「15カ月予算」の考え方で、緊急経済対策を実施することに対応して、新年度予算が本年度2月補正予算と一体的に実施されるものとして、編成した結果、その規模は4,6%増と、2年振りに前年度を上回る結果となっています。
・「活力あるにぎわいのあるまち」
広島高速3号線、東広島バイパス、可部バイパス、二葉の里土地区画整理事業 平成25年度完了
広島駅南口周辺地区市街地再開発、白島新駅の整備
西風新都の全体計画、公共交通体系づくりの基本計画の将来図を描く
・「ワーク・ライフ・バランスのまち」
雇用や福祉、教育などの市民に身近な分野の政策を推進する
・「平和の思いを共有するまち」
平和市長会議の開催
ニューヨーク国連本部、ジュネーブ欧州国連本部、国連ウィーン事務所の被爆の実相を伝える常設展を行う
このように、新年度予算では、限られた財源を有効に活用するために、引き続き事務事業の見直しに取り組み「選択と集中」を推し進めることで、現在の広島市に真に求められる施策について、重点的に予算配分しました。
以上市長から説明が有りました。細かい分野別の説明が有りましたので約45分かかりました。
いよいよロングランの予算議会が始まりました。体力勝負です。