東京出張

 昨日(4月23日)から、東京・横浜に出張をしています。

 4時PMから、経済産業省を訪問し消費者政策研究官の「谷 みどり」さんにお会いしました。谷みどりさんは、広島大学付属高校出身で消費者問題について全国を講演しておられます。

 携帯電話の収入に関係なくクレジット契約できる問題点を指摘されました。事業者のホームページでは、購入時に端末機の代金を支払う必要はなく、分割払いの金額も、その分の電話料金を割り引くので、実質負担は「0円」だという。しかし、この文章からは、後で毎月請求が来るのか分からない。特に理解が難しいのが、携帯電話の代金を分割払いで支払うという契約の意味が分かりません。分割払いは、後払いのクレジット契約です。割賦販売法では、基本的にクレジット契約を結ぶときは消費者に金額を支払う能力があるかどうか、、クレジット会社に調査を義務付けている。ただし、この義務は、契約金額が10万円以下の商品には適用されない。この盲点をついて事業者は若者に携帯電話等を売っている。そして高額な電話料金を支払うことのできなくなった若者が急増していることが問題で、契約内容が良く解るような表示が必要だと話しておられました。また、事業者によるカードの乱発で消費者が踊らされているので、この危険性を消費者によく理解をしてもらうことが急務であると話しておられました。

 

 夜は、広島に関係のある国の役人さんたちと懇親会をしました。その中に私が広島大学付属中学校・高等学校に非常勤で体育教員をしていた頃の、教え子がいました。現在は厚生労働省の「老人保健課長」をしていました。びっくりです。

 

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