昨日(4月30日)、ギャラリー丸栄の古川栄治社長の招待で「十二代藤林徳扇」先生の作品展示会に行って来ました。作品は宝石を粉末状にして貼り付けてとても豪華で素晴らしいものでした。世界で大変高い評価を受けておられる先生で九十三歳になられるのに眼鏡もかけないで細かい仕事をされるそうです。着物は皇室ご用達で絵画は「TOKUSEN]として世界の有名人(ロシアプーチン大統領・ローマ法王等)が愛しておられるそうです。2011年美術家名鑑では1150万円が付いています。(1号ーはがきサイズ)
広島に非常に興味を持っておられ、広島から芸術で平和発信をしたいと言っておられました。
十二代 藤林徳扇
延宝8年より京都市北区鷹ヶ峰にある旧藤林町※にて、初代徳扇が、宮家はもとより宮内庁御用達の錦の御旗の織り匠として創業以来、300有余年、代々名を継承。
大正9年(西暦1920年)生まれ。
※旧藤林町は鷹峯藤林町として現在もその名を留めています。
“琳派(注)の祖”として知られる本阿弥光悦が開設した「光悦村」があるのが京都・鷹ヶ峰。この地から当時の王朝趣味に代表される優美さや高尚さを兼ね備えた帯、着物を創作し、さらに“徳扇コスモ・アート”と称賛される絵画を発表し、世界の著名人から高い評価を受けている。また芸術界のノーベル賞と表現されるユネスコ・パリ本部認定のユネスコ・グリーティング・アーティストとして連続して選出されるなど、現在でも世界のトップアーティストとして活躍中。
創作理念は、「優雅」「格調」「貴品」、そして「見つめられる着物」。
生地やキャンバスには、時が経っても変色のない本金糸や本プラチナ糸を使用。また五大宝石をパウダー状にした上で絵の具化し、様々な独自の特殊技法で着物やアートを創作。
<略歴(抜粋)>
•旧御所機匠
•西陣苑寿織創設者
•伊勢神宮奉納
•京都御苑装飾
•紺綬褒章受賞
•黄綬褒章受賞
•森進一・昌子御夫妻婚礼衣裳一式制作依頼受
•国際アカデミー賞受賞
•ヴァチカン市国ローマ法王謁見・収蔵
•日英・日仏・日米親善大使として数回渡航
•ダイアナ妃生家オルソープ城収蔵
12代藤林徳扇先生と私 作品(富士と桜)
宇宙への飛翔
春光
桜