5月のゴールデンウイークに入るというのに寒い日が続いています。広島市も5月1日からクールビズに入りました。しかし、当分上着が外せそうにありません。全国的にも異常な寒さが記録されています。
上空の寒気の影響で、2日は全国的に寒い朝となり、北海道では、季節外れの雪景色となりました。北海道紋別市では2日未明から雪が積もり始め、午前7時には積雪6センチを記録しました。長野県菅平では2日朝は冷え込みが強まり、氷点下2.4℃を記録しました。この寒さで、わずかな時間だがダイヤモンドダストが確認されました。
また、2日朝は全国の37地点で、5月としては過去一番の冷え込みを記録しました。
気象庁によると、2日朝の日本列島は、強い寒気に覆われている影響で全国的に気温が上がらず、九州や四国では3月中旬から下旬並みの冷え込みとなったほか、最低気温が福岡の博多で6.8度、愛媛の今治で5.2度となるなど、5月としては観測史上最低を記録したところも相次ぎました。
最低気温が5月の観測史上最低だったのは、長野県南木曽町が平年より7・7度低く3月中旬並みの氷点下0・3度。兵庫県明石市6・5度、岡山市の岡山空港3・8度、高松市の高松空港2・9度、福岡県八女市3・9度で、平年より6~8度低く、3月中旬から4月上旬並みでした。
長崎市の2日の最低気温は8.8度まで下がり5月としては42年ぶりの記録的な寒さとなりました。上空に流れ込んでいる真冬並みの強い寒気と放射冷却現象の影響で長崎市ではけさの最低気温は8.8度と3月下旬並みとなりました。5月としてここまで気温が下がったのは1971年5月1日の8.5度以来42年ぶりです。そのほか対馬市美津島で7.1度、西海市大瀬戸で8.1度など県内6地点で5月の観測史上最も低い気温を記録しました。
(インターネット記事 引用)