昨日(5月21日)、閉会中の総務委員会が開催されました。以前は議会開会中しか常任委員会は開かれていませんでした。それでは情報が遅れる等の理由で、閉会中も、月に1度は理事者からの説明・報告を受けるために開かれる委員会です。
昨日は「住宅団地の活性化に関する検討について」の説明がありました。昭和40年代に作られた住宅団地は現在、高齢化等の多くの問題を抱えています。その事について市役所全体で取り組んでいこうという説明でした。住宅団地活性化研究会の委員について多くの意見が出されました。なぜこのような委員会に議会代表が入らないのか?議員の意見をどこで聞くのか?報告したら了承していると思っていないか?等、議会と行政の在り方について活発な意見が出されました。
住宅団地の活性化に関する検討について
1 趣 旨
市民が自らの住む地域に愛着と誇りを持ち、将来にわたって安心して暮らせるまちを実現していくためには、住民の心が通い合う地域社会を再生していくことが不可欠です。
とりわけ、高度経済成長期に多く造成された住宅団地では、高齢化や人口減少が一斉に進行し、それに伴って生活利便性の低下や地域活動の衰退等の様々な問題が顕著に現れています。
こうしたことから、これらの住宅団地について、活性化に向けた対策の検討を進めます。
2 現在の取組状況
(1) 「住宅団地の活性化に係る庁内調整会議」の開催
住宅団地の活性化に向けて、庁内の関係課が連携して検討を進めることを目的として、庁内調整会議を設置し、第1回会議を開催しました。
ア 構成メンバー(18課)
企画総務局 企画担当
市民局 市民活動推進課、まちづくり支援担当
健康福祉局 高齢福祉課
こども未来局 こども・家庭支援課
経済観光局 商業振興課
都市整備局 住宅政策課、西風新都整備担当
道路交通局 公共交通計画担当
各 区 地域起こし推進課
安芸区 健康長寿課(各区健康長寿課の代表として出席)
イ 第1回会議
平成25年4月24日開催<住宅団地が抱える課題等の確認>
(2) 「住宅団地活性化研究会(仮称)」の開催
住宅団地の活性化について、総合的な対策を検討するため、学識経験者、団地住民、関係団体で構成する「住宅団地活性化研究会(仮称)」を設置することにしており、現在、その開催に向け準備を進めています。
ア 委 員 13名
イ 第1回開催予定
(ア) 日 時 平成25年5月29日(水)10時~12時(予定)
(イ) 場 所 本庁舎14階第7会議室
(ウ) 議 題
① 委員長の選任
② 住宅団地の現状と課題についての意見交換 など
3 今後の取組
(1) 研究会において、住宅団地の活性化に向けた具体的な対応策等について意見交換を行い、早期に取り組めるものや、中・長期に取り組むものなどについて検討を進めます。
また、今年度、住宅団地の居住者等を対象に、地域活動の活性化や将来の住み替えの意向等を探るための意識調査を行うとともに、住宅団地の活性化に向けた全市的な機運の醸成を図るための「住宅団地活性化シンポジウム(仮称)」を開催する予定です。
(2) 今後、研究会や庁内調整会議での議論を踏まえ、平成26年度末を目途に、住宅団地の活性化に向けた総合的な対策を取りまとめることにしています。