昨日(6月4日)、吉永酒店主催のワインパーティーに参加しました。今回はフランス・アルザス「ヒューゲル社」の当主を迎えて100名の参加のパーティでした。会場はエンゼルパルテの大広間でした。今回は白ワイン中心のパーティーでした。美味しいワインとそれに合った料理を堪能しました。
吉永酒店の店主がワインの研究を始めて、フランス・アルザス「ヒューゲル社」を訪れたのは、1984年11月20日でした。それから幾度かアルザスを訪れて元気になって、ワイン研究にの取り組みを続けてこられました。今年2月「ヒューゲル」を再び訪れられ現在の御当主と逢われ今回のパーティーとなりました。その御当主のサイン入りのワインを2000円で記念写真付きで販売をしておられ沢山の方が買っておられました。
フルーティーで少し辛口のさっぱりしたワインでした
ヒューゲル社
1639年、大西洋からの気候の影響を受けない大陸的な栽培地であるアルザス地方リクヴィールの街でハンス・ウルリッヒ・ヒューゲルにより創業。これまで12代360年以上にわたって「ワインの品質は、100%ブドウそのものによる」という黄金律を守り続け、ブドウ栽培とワイン造りの歴史を刻んできました。
17世紀初頭まではゲルマン神聖ローマ帝国の中で、最大のワイン産地であり、その品質は非常に高く評価されていたアルザスのワイン。ドイツとの国境に近いため、幾度となく戦争によりワイン造りは低迷しますが、1918年以降、フレデリック・エミール・ヒューゲルを含む先見の明のある勇敢な栽培家達は、アルザスのブドウ栽培を生き残らせるために立ち上がりました。フレデリック・エミール・ヒューゲルはヒューゲル社の「品質優先」政策の主要な開拓者かつ指導者の一人であり、高貴な葡萄品種からできる、高品質のワインの生産と促進にその全生涯を捧げました。ヒューゲル社こそはアルザスのワインを世界の最高級白ワインの中に、文句なく位置づけるようにした功績のある生産者です。
ヒューゲル社のライナップは各々の品種・ヴィンテージの特徴を現わすジェネリック・ワインを始め、最良の区画から厳選され最良の収穫年のみ造られるジュビリー、遅摘みのヴァンダンジュ・タルディヴ、貴腐粒選りのセレクション・ドゥ・グラン・ノーブルなど高品質なラインアップを誇ります。フランス国内の最高級レストランにリスティングされているのをはじめ、その名声は世界に知られるところとなり、現在、120カ国に輸出されています。
ヒューゲルのジェネリック・ワインは全て長期に亘って契約しているリクヴィール周辺の幾つかの信頼のおけるグロワーからのみ買い付けた葡萄でつくられています。各々の品質、ヴィンテージの特徴がそのまま現れているこれらのヒューゲル・ワインからは、正に真のアルザス・ワインの姿が見えます。ゲヴルツトラミネールはアルザス地方の素晴らしい特産ワイン。アルザスにおいてのみ、この品種の芳香豊かな表現が頂点に達します。フルーティで快く、それ自体としても楽しむことができますが濃厚でスパイスのきいた料理、例えば燻製の魚、東洋風の料理にも素晴らしく合います。
(幸田ワインハウスHP引用)