先日、仲間といろんな話をしていう中で、そうめんや冷麦が美味しい季節になった。ところで、「そうめん」「冷麦」「うどん」の違いは何かと言う話になりました。全て小麦粉を練って作る製品です。
広辞苑にはつぎのように記述してあります。
「うどん」 :〔饂飩〕小麦粉に少量の塩を加え、水でこねて薄くのばし、細く切った
もの。ゆでて汁にひたして食べる。
「ひやむぎ」:〔冷麦〕細打ちにしたうどんをゆでて冷水でひやし、汁をつけて食べる
もの。
「そうめん」:〔索麺・素麺〕小麦粉に食塩水を加えてこね、これに植物油を塗って細
く引き伸ばし、日光にさらして乾かした食品。ゆで、ま
たは煮込んで食す。
実は太さだけの違いだそうです。JAS(日本農林規格)で決まっているそうです。
JAS(日本農林規格)
・「そうめん」の太さは0.7mm~1.2mm
・「ひやむぎ」の太さは1.3mm~1.7mm
・「うどん」の太さは1.8mm以上
・「きしめん」は幅4.5mm以上、厚さ2.0mm
ちなみに「ざる蕎麦」、「もり蕎麦」、「せいろ蕎麦」の違い
歴史的には色々有るようですが、蕎麦を盛る器の違いだそうです。
・ざる蕎麦ーー竹のざるに盛る
・もり蕎麦ーー皿に盛る
・せいろ蕎麦ーせいろに盛る