ボーイスカウト安佐第6団 50周年記念誌

 一昨日のボーイスカウト安佐第6団の発団50年記念行事で50周年誌を作られました。私も顧問として祝辞を寄稿しました。

 

祝辞

ボーイスカウト「広島県連盟安佐第6団」発足50年おめでとうございます。
 発足された年(昭和38年11月)は、東京オリンピックの前の年で、日本が好景気に向ってる年です。昭和35年郷土の雄「池田隼人」総理大臣が「所得倍増論」を閣議決定し、10年間で国民の所得を26兆円に倍増させることを目標に掲げました。その後の日本経済は計画以上の成長に至りました。東京オリンピックを境に日本は好景気に沸きます。その後、「田中角栄」総理大臣の日本列島改造論で集大成しバブル期を迎えます。

 しかし、日本の教育は戦後の間違った「個人主義」により、「自分さえ良ければよい・金儲けが一番」と言う風潮が蔓延し、教育荒廃が起こっていました。日本の伝統である文化・伝統を忘れ、相手を思やる心を無くしてしまいました。そんな時期に、専念寺を中心として続いていた「日曜学校」の考え方の元「ボーイスカウト広島県連盟安佐第6団」を発足されました。生命を尊重する心、仲間と話し合って協力する心、モラルや正義感、自然や美しいものに感動する心などが子どもたちの「生きる力」の基礎となることをボーイスカウト運動は目指しています。このことは、現在の青少年にとって一番大事なことと思います。
 これからもこの活動を通して地域の青少年の教育をよろしくお願いし、祝辞とさせていただきます。

記念誌

 

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