昨日(6月26日)建設委員会が開催されました。
その中で、一般会計補正予算のうち、サッカースータジアム建設を巡る旧市民球場跡地の活用で、3月に広島市長が発表した文化芸術と緑地広場、水辺エリアの整備に関する検討予算が、今日の建設委員会で否決されました。
広島市案の発表の時、サッカースタジアム建設についても、検討をしていくと発表されました。その後、サッカースタジアム検討協議会が立ち上げられました。そもそも、このことが広島市の意思決定を不明確にしている原因だと思います。
3月の発表の時、旧広島市民球場跡地には、サッカースタジアムを造らないと決断したのならそのことを明確に言うべきでした。それを言えないのであれば、サッカースタジアムの要望が強いので、その検討委員会の結論が出るまで発表は控えるべきだったと思います。約束しているから発表しなければ、市民・マスコミからたたかれる。それでもきちっと整理しなければ結論は出せないとするべきだったと思います。
あいまいな結論は市民を混乱させ議論が起こり対立を起こすと思います。その事の議論が都市活力向上対策特別委員会で議論が続出し、時間を2時間延長して行いました。
その席には今回の予算担当局長が同席していました。その議論を聞く限り今、議会への予算提出は無理だと判断するべきでした。
その会議の中での答弁も「このことについての基本計画予算を出します。しかし、6月議会に出すかどうかわかりませんが必要な時期に出します。」と答弁しています。5月28日にあった会議です。このようにあいまいな答弁をしていて議論の整理がされていない中、突然6月議会の提出しました。
会派横断的に共通していた発言は公平、公正に対する違和感を議員が感じているのであり、不満が爆発した格好になりました。