今年の「中秋の名月(満月)」は9月19日でした。昨日(9月21日)の月は「立待月」と言うのだそうです。朝の散歩の時の満月の月は西の空にあり沈む少し前でした。(9月20日朝5時過ぎ)
今朝の月はずいぶん空の高い所にありました。月の出が遅くなってきているのが良く解ります。
日本の国ではそれぞれに呼び名を付けて月を楽しんでいたそうです。そのくらいの余裕が欲しいですね。
月齢と呼び名
月齢0 新月(しんげつ)
朔(さく)とも言う。新月は、月が太陽と地球との間に来る事によって地球からは全く見えない。陰暦では毎月の第一日目のことを「朔」と呼んだ。一日(ついたち)の語源は『月立ち』であるといわれている。英語では「New Moon」という。
月齢1 繊月(せんげつ)
二日月(ふつかづき)とも言う。また、既朔(きさく)とも言われる。これは朔を過ぎたという意味から。
月齢2 三日月(みかづき)・ 若月(わかづき)・眉月(まゆづき)・蛾眉(がび)
三日月はその形から、「弓」のほか、「剣」や「鎌」、「櫛」、「舟」などに例えられ、異名・別名が多く、初月(ういづき・はつづき)・若月(わかづき)・眉月(まゆづき)等とも呼ばれる。夕方、西の空に見え始める。英語では「Crescent Moon」という。
月齢6 上弦の月(じょうげんのつき)
月が満ちていく過程での半月をいう。半月を弓の形になぞらえ、弓に張った弦が上向きになっていることから、“上弦”という。弓張り月(ゆみはりつき)・半月(はんげつ)ともいう。英語では「Half Moon」
月齢9 十日夜(とおかんや)
旧暦の十月十日に行われている収穫祭。少し膨らんだ月になる。
月齢12 十三夜月(じゅうさんやづき)
満月に次いで美しいとされている月で、古くから月見の宴などが行われていた。これからまさに満ちていくさまが縁起の良い月とさる。英語では「Gibbous Moon」
月齢13 小望月(こもちづき)・十四日月(じゅうよっかづき)
満月の前夜の月で、「待宵の月(まつよいのつき)」ともいう。翌日の満月を楽しみに待つ、という意味。また、幾望(きぼう)とも言い、満月(望月)の前夜で、“機”は「近い」の意味を持つ。
月齢14 満月(まんげつ)・十五夜(じゅうごや)・望月(もちづき)・三五の月(さんごのつき)・仲秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)・芋名月(いもめいげつ)・望(ぼう)
月が最も真円に近い状態になる日。月と太陽を結ぶ線上の間に地球が位置し、太陽の光が月全体を照らし出す。陰暦では7月~9月が秋とされたため,8月はその真ん中となり“仲秋”と呼ばれた。英語では「Full Moon」
「ブルームーン」:ひと月のうちに満月が2回あるときに、1回目の満月を「ファーストムーン」、2回目の満月を「ブルームーン」と呼ぶ。「めったにないこと。まれな現象。」という意味を含む。
月齢15 十六夜(いざよい)
月の出が十五夜よりやや遅くなっているのを、月がためらっていると見立てた。「十六夜」とは“ためらい”の意味を持つ。また、夜が明けてもまだ沈まず、西の空に残っている様子から、「有明の月」とも呼ばれる。
月齢16 立待月(たちまちづき)
夕方、立って待つ間に出る月の意。
月齢17 居待月(いまちづき)
満月を境に月の出が次第に遅くなるので、座って待つうちに出る月の意。
月齢18 寝待月(ねまちづき)・臥待月(ふしまちづき)
月の出が遅いので寝て待つ月の意。別名、臥待月(ふしまちづき)とも言う。
月齢19 更待月(ふけまちづき)・亥中の月(いなかのつき)
夜も更けてから月が上ってくる月の意。だいたい、午後10時ごろに月の出を迎える。
月齢22 下弦の月(かげんのつき)・二十三夜月(にじゅうさんやづき)
月が欠けていく過程での半月をいう。半月を弓の形になぞらえ、弓に張った弦が下向きになっていることから、“下弦”という。弓張り月(ゆみはりつき)・半月(はんげつ)ともいう。英語ではこちらも「Half Moon」
月齢25 有明月(ありあけづき)
夜明け(有明)の空に昇る月で、”暁月”ともいう。本来は十六夜以降の月の総称。
月齢29 三十日月(みそかづき)
新月頃の月。30(三十)日なので「みそか」と読み、月末を「晦日(みそか)」というのはこのため。また「晦日(つごもり)」ともいう。「つごもり」は「つきこもり」が転じたもので、月が姿を見せないのでこう呼ばれた。
(インターネット記事引用)