昨日(8月22日)大塚小学校グランドで、8時30分より「第19回大塚学区体協 球技大会」の開会式がありました。
昨年度ソフトボール優勝 東興園町内会による選手宣誓
男子はソフトボール(大塚小グランド)・女子はペタンク競技(大塚中グランド)を行いました。
女子の行ったペタンクは近頃取り入れられた競技です。
ペタンク
1910年に南フランスで生まれた、誰でも楽しめる球技で、ヨーロッパを中心に普及しているスポーツです。
現在、世界55カ国以上でペタンク競技が行われており、発祥国フランスでは、500万人がプレーを楽しんでいます。そしてサッカーに次いで盛んなスポーツとして親しまれている。
最近では、アメリカ、カナダ、タイ、アフリカなどでも愛好者が増え、国際的なスポーツになりました。日本では40万人以上がプレー しています。
ペタンクは、目標球(ビュット)に金属製のボールを投げ合って、相手のボールより近づけることで得点を競うというゲームです。
ペタンクが親しまれる理由は、子供から高齢者まで対等に競技を行なうことができるため世代間交流が図れること、ルールが複雑でなく誰でも直ぐに競技を始めることができ、どこでもほんの少しの場所で気軽にプレーできるところにあるでしょう。また、奥深さと意外性があり、飽きることがありません。
現在、ニュースポーツと呼ばれるものが数多くありますが、殆どの種目は何かのスポーツを簡素化したり、変形したものであって、当然、原型に比べ本格性、奥深さに欠ける部分が多いが、ペタンクはフランスで生まれたオリジナル競技であって完成度の高い本格的なスポーツと言えましょう。
用 具
① ボール 金属製で、 直径7.05cm ~ 8cm、 重量650g ~ 800g
② ビュット(目標球)木製もしくは合成素材で直径30mm (許容+-1mm)着色可
③ メジャー(2mくらい) 味方と相手ボールの遠近を測定する時に使用します。
ペタンク競技の進め方
(1) ジャンケンでビュットを投げるチームをきめる。
(2) ビュットを投げるチームが、地面にサークル (直径35cm ~ 50cmの円
を描く。
(現在では公認ポータブルサークルを使用することが多い。使用するときは、
動いても元の位置に戻せるようにマーキングをしなければなりません)
(3) サークルの中より、ビュットを投げる。投げる距離は、6m ~ 10m (目
測)。
3回失敗した場合、ビュットは相手チームが投げます。ただし、ボールは最
初にビュットを投げたチームが投げる。
(4) 有効距離 (6m ~ 10m) にビュットが投げられたら競技の開始です。
(5) 第1投はビュットを投げたチームの一人がボールを投げる。
(6) 第2投は別のチームの1人がボールを投げる。
(7) あとは、ビュットから遠いボールのチームが逆転する目的で投球します。
☆ ビュットから遠いチームのボールが、相手チームのボールよりビュットに近
づくまで同じチームの投球が続く。
☆ 持ちボールが残っている人なら誰が投げてもよい。
☆ 自分の持ちボール以外は投げられない。
(8) 両チーム、12個のボールを投げ終わって、1メーヌ (1セット) が終了す
る。
(9) 得点の計算は両チームが立会い合意の上で行なう。
(10) 次のメーヌは第1メーヌで勝ったチームが、メーヌ終了時のビュットの位置を
中心にサ-クルを描き、(又は公認ポータブルサークルを置き) ビュットを投
げて始める。
メーヌを繰り返し、お互いの得点を加算していき、13点(11点)先取した
チームが勝ちとなる。