昨日(10月19日)、甲府地方気象台は富士山(3776メートル)の初冠雪を観測したと発表しました。平年より19日、昨年より37日遅い。独自に観測している山梨県富士吉田市も同日、雪化粧した富士山がふもとから観測できたとして「富士山初雪化粧宣言」を出しました。(市のホームページ)
世界文化遺産に登録されてから、初めての雪化粧です。
同気象台によると、午前8時ごろに職員が積雪を確認した。山頂の気温は氷点下6.1度(午前7時現在)。県内は18日夜に雨が降っていた。過去に最も早く積雪が確認されたのは2008年の8月9日。最も遅かったのは1956年の10月26日。
初冠雪は、山頂での1日の平均気温が最も高かった日以降、同気象台から初めて山頂付近に雪が確認された日と定めている。今年は8月19日の9.3度が平均気温の最高だった。
初冠雪を観測した富士山
静岡県富士市で2013年10月19日午前10時34分、毎日新聞社機「希望」から撮影