広島大学本部跡地活用

昨日(12月3日)は、朝早く出発してゴルフに行きましたのでブログが書けませんでした。

 一昨日から広島大学本部跡地活用策について行政・議会・マスコミが騒然としています。

 広島大学本部跡地については、過去、紆余曲折がありようやくここまで漕ぎ着けました。平成18年から21年にかけて同跡地の活用法を策定するため「地の拠点」と言うテーマで事業者を募集しました。5社から事業計画案が提出され、広島市と広島大学が優秀案と次点を決定しました。ようやく決まったかと思いましたが、選ばれた民間事業者が経営破たんを起こし頓挫しました。その間国の経営財務センターに売却を何度も先延ばしにしてもらっていました。今回が「地の拠点」プロジェクトの最後のチャンスです。今年度、広島市が旧理学部1号館や周辺の敷地を財務経営センターから無償取得しました。

 

 今回は財務経営センターの所有地を民間資金で開発をしようと、広島市と広大が財務経営センターにお願いをして「知の拠点プロジェクト」を推進するための民間事業者を募集をし9月末で締切り12月に発表するとしたものです。

 

 4社が応募し優秀案が決定し12月3日に記者発表する予定でした。
 12月2日に私のところへも説明をしたいと行って来ました。12月3日に公表する内容を前日に説明と言ってきたので、私は会派の皆さんに説明する時間が無いので責任が持てないという理由で説明を拒否しました。

 

 そもそもこの案件は、財務経営センターの所有地を広島市・広大で活用法を検討し決定すると言う物です。議会へは報告であって議案でも何でもありません。議会へ予算案等は出てきません。行政で責任をもって処理する案件です。

 

 しかし、「地の拠点」構想については議会で長い間議論をしてきました。早めに報告をして意見を聞く姿勢は必要だと思います。その必要が無いと考えるなら、行政が責任をもって淡々と進めるべきです。(議会との関係を無視するならば)

 

 議会と行政の関係がギクシャクしていますが、丁寧な説明を早めにして、お互いの疑心暗鬼を解いていく必要を感じています。

 

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