今朝(12月8日)テレビで衝撃的なニュースを放映していました。それは酔い止め薬が身長を伸ばす効果があると言う物でした。まだ、これから臨床実験を経て効果が試されますが身長を伸ばしたいと思っている人にとっては衝撃的な朗報ではないでしょうか。
しかし、酔い止め薬には他の色々な薬品を含んでいるので安易に試さないでほしいと言っていました。臨床実験を経て効果が検証されたならすごいことだと思います。
酔い止め薬に骨伸びる効果 名大グループ解明
名古屋大大学院医学系研究科の鬼頭浩史准教授(整形外科学)らのグループは、乗り物の酔い止め薬に使われる「メクロジン」に、骨の伸長促進作用があることを突き止め、5日までに米オンライン科学誌プロスワンで発表した。
成人でも120~130センチと極端な低身長をもたらす難病、軟骨無形成症の治療に応用できる可能性がある。安全性が確認され長く使用されてきた薬であり、早期の臨床治験も期待できるという。
鬼頭准教授によると、軟骨無形成症は遺伝子の突然変異により、1万5千人に1人ほどの割合で生まれる。骨の成長を抑制する受容体「FGFR3」が過剰に活性化して発症し、低身長だけでなく脊柱管狭窄(きょうさく)症など重篤な症状ももたらす。
グループは、かぜ薬や痛み止めなど認可済みの医薬品1186種を、ラットの軟骨由来の細胞に順に添加。メクロジンにFGFR3の作用を抑える効果があることを発見した。
実際に胎生期のマウスから採取した骨へ添加する実験では、骨の伸長促進効果を確認。病気でなく体質的に身長の低い人でも、FGFR3を制御して骨を伸ばし、身長を高くできる可能性もあるという。
グループは今後、動物実験で長期利用の安全性や、有効な投与濃度などを確認する。鬼頭准教授は「動物実験を経て、早期の臨床試験にもつなげられる可能性がある」と期待している。〔共同〕
(インターネット記事引用)