11月24日に母の3回忌を営みました。その時話題になったのは「今度は何時ですか」「何で二年目なのに三回忌」でした。
法事
初七日 四十九日 百か日 一周忌 三回忌、七回忌、十三回忌、十七回忌、二十三回忌、
二十七回忌、三十三回忌 五十回忌とあるそうです。
また、二年目なのに三回忌の質問には誰も答えられませんでした。そこで調べてみると、数え年と同じ考え方でした。
物事の起点を一とするのが数え年です。
たとえば生まれたときは1歳、以後新年を迎えるたびに1歳ずつ加算していくのです。昭和30年代まで広く用いられた年齢の数え方です。
それに対し、ゼロから数え始めるのが、満年齢です。
法事ですが、「初七日」とか「49日」などもみな死んだ日を1日目とする「数え」です。
一年目だけが、亡くなって一年目だという事で大事に法事をするのだそうです。それで一年目だけを「一周忌」と呼びます。それから後は、「回忌」と呼び、数え年と同じ数え方をするので一年早く感じます。
それは2年目以降がずれるのではなく、呼び方が変わるだけです。
「周」とは一回りすることですから、満1年目を1周忌と言います。企業などの創立10周年は「満10年」です。
「周忌」は満、「回忌」は数えという事を理解しました。
法要と法事の違いを挙げておきます。
•住職にお経をあげてもらうことを 法要
•法要と後席の食事も含めた行事を 法事