広島市交通死亡事故多発警報の発令について
広島市では平成11年度にこの警報制度を導入しました。しかし、今年度になるまで発令したことは有りませんでしたが、本年6月7日に初めて発令しました。今年度中に2度目の発令となります。
12月11日(水)から12月20日(金)のわずか10日間で、5件の交通死亡事故が発生し、5名の方が亡くなられました。
交通死亡事故の概要
12月11日(水) 夜間、点滅交差点で自動車と原付自転車が出会頭で衝突し、原付
自転車の運転手が死亡。(佐伯区)
12月11日(水) 夜間、自動車が国道を横断中の高齢者をはね死亡。(安佐南区)
12月12日(木) 右折中の自動車と直進の軽二輪車が衝突し、軽二輪車の運転手が
死亡。(東区)
12月20日(金) 市道においてトラクターで雪かき作業中の高齢者が、水路へ転落
し死亡。(安佐北区)
12月20日(金) 国道横断中の自転車がタクシーと衝突し、自転車の高齢者が死
亡。(安佐南区)
上記の状況に歯止めをかけるため、12月24日(火)からの10日間、「広島市交通死亡事故多発警報」を発令しました。
この発令期間中、広島市交通死亡事故多発警報制度実施要領に基づき、広報・啓発活動を推進するとともに、効果的な交通事故防止対策の推進に努めます。
1 発令期間
平成25年12月24日(火)から平成26年1月2日(木)までの10日間
2 発令者
広島市長
3 主な取組
12月24日現在、今年の交通事故死者数は34人(昨年同期比±0)となりました。その中でも、高齢者の死亡事故の占める割合が高いことから、高齢者の交通事故防止に重点を置いて、主に以下の広報啓発活動を行います。
・各種関係団体への広報協力依頼
・報道機関への広報の依頼等
以上発表がありました。交通事故には十分気を付けましょう。