昨日(2月4日)は立春でした。1985年からずっと2月4日です。次に変わるのは、2021年の2月3日になります。東京オリンピックの2020年までは2月4日なんだそうです。過去には、2月5日という年もありました。日付が動くのは、4年に1度うるう年がある事と同様の理由によるものだそうです。
立春
二十四節季の1つであり地球が公転軌道上で、太陽黄経315°に来た瞬間の日付をもって立春としています。冬至と春分の中間に当たる日でもあります。
この日から立夏の前日までのが「春」となるため、立春を一言で表すと、春の初日ということになります。
旧暦の頃は、立春の日が1年の始まりと考えられていました。
現在でも、立春の日を基準とした節目の日が存在しています。
•節分の日…立春の前日
•八十八夜…立春から数えて88日目
•二百十日・二百二十日…立春から数えて、それぞれ210日目と220日目
立春大吉のお札
立春の日になると「立春大吉」と書かれたお札が良く貼ってあります。立春大吉は厄除けのお札で禅宗のお寺様の習慣からきているものだそうです。
お札には、縦書きで立春大吉と書かれています。4つの文字すべてが左右対称になっています。表から見ても、裏から見ても、立春大吉と読むことが出来ます。
立春は節分の次の日であることからなのでしょう。こんな話が伝えられています。
鬼が玄関に立春大吉のお札が貼ってある家に入ってからふと振り返ると、同じように立春大吉と書いてあるお札が目にとまります。
(裏から見ている)
鬼は、この家にはまだ入っていなかった。と思い込み、逆戻りして出て行ってしまいます。というわけで(?)立春大吉のお札を貼っていると1年間を平穏無事に過ごすことが出来る。と言われています。
(インターネット記事引用)