昨日(2月8日)は、広島でも朝から雪が降り我が家でも10cmの積雪がありました。太平洋側を低気圧が北上し、それに北からの冷たい風が吹き込み太平洋側の都市に大雪を降らせました。インターネットの読売新聞に次のような記事が載っていました。
大雪「50年に一度」、交通混乱・停電・事故も
本州の南海上を急速に発達しながら進んだ低気圧の影響で、日本列島は8日、太平洋側を中心に大雪や暴風に見舞われ、交通事故や転倒などで3人が死亡、462人が負傷した。
東京都心では積雪が27センチとなり、気象庁の「50年に一度の積雪」の目安(26センチ)を超える記録的な大雪となった。20センチを超えたのは1994年2月以来、20年ぶり。首都圏を中心に一時、7万戸以上が停電し、交通網が乱れた。9日は各地で天気が回復するが、東北地方では同日夜まで雪が降り続くとみられ、気象庁は注意を呼び掛けている。
太平洋側の都市部などではまとまった積雪を観測し、9日午前0時までに甲府市で43センチ、前橋市と千葉市で32センチ、横浜市で16センチ、名古屋市で5センチとなった。
気象庁によると、東京都心の積雪27センチは、月間で最も深い積雪の記録としては過去8番目となる。同庁は同日、東京23区では13年ぶりとなる大雪警報を関東甲信一帯で発表した。
低気圧が8日夜に伊豆諸島付近に接近したのに伴い、関東周辺では暴風も吹き荒れ、千葉県銚子市で35・5メートル、静岡県南伊豆町で34・4メートル、神奈川県三浦市で34・2メートル、東京都大島町で32・8メートルの瞬間風速を観測した。
東海道新幹線では約2時間の遅れが生じ、東北、上越、長野の各新幹線も一時、運転を見合わせ、8日夜になると、首都圏のJR在来線も相次いで運転を見合わせた。首都高速道路や中央道、圏央道の一部で通行止めとなった。空の便では、日本航空が正午から、全日空が午後3時から、東京・羽田空港を出発する全便を欠航にした。
東京電力によると、積雪の影響などで、神奈川、静岡、千葉、東京などで約7万1600戸が一時停電した。
9日は低気圧が三陸沖を北上するため、東北地方の太平洋側で同日夜遅くまで雪が降り続く見込み。同日夕までの24時間で50センチの積雪が予想され、一部で猛吹雪となる恐れがある。関東地方から西日本にかけて9日の日中には天気が回復するものの、朝は厳しく冷え込み、気象庁は路面の凍結による転倒や交通機関の乱れなどに引き続き注意を呼び掛けている。
(2014年2月9日00時50分 読売新聞)