先日、石川 遼選手の小学校卒業文集に載った文を掲載しました。今日は変わり種でお笑いタレントの「柳原加奈子」さんの文を見つけましたので、掲載します。しかし、小学校6年生でこんな文章が良く書けますね!!
柳原加奈子(太田プロダクション所属のお笑いタレント)
私は、卒業文集に将来の夢をかけるのが、すごくうれしいです。私が今まで将来について決意した事を、楽しく書けたらいいなと思っています。
歌手・ピアノの先生、学校の先生と、色々夢を広げていったけど、やっぱり大好きなお笑いの道へ進みたいと思っています。いつまでも、テレビや雑誌の前で笑っているだけじゃ、やっぱりつまらないです。
今、人気の芸人さんも、最初はとてもつらかったと思います。いつかテレビで、お笑いコンビが、「ぼくたちが、始めてもらった給料の五百円、今でも大切に持っているんだ。」と、ふうとうに入っている五百円を見せてくれました。
私はその時、心が熱くなりました。大変だからこそ、やりがいがあるんだなと思いました。でも、それを乗り越えることができたから、こんなに輝いて見えるのだと思って感動しました。こうして私のお笑いだましいはさらに燃えあがりました。
私がお笑い芸人になったら、ただ、おもしろいだけじゃなくて、人を明るくできるようになりたいです。おなかの底から笑って、イヤな事をス~ッと忘れさせてあげられる、そんな芸人さんになりたいです。
私達は、あと少しで卒業してしまうけど、岩井臨海学園で泳いだことや、交通安全パレードであこがれの主指揮をやったことなど新井小学校での楽しい思い出をいつまでも大切にしたいです。そしていつか、私が有名な芸人になったら、また新井小学校に遊びに来たいです。
こうして私には、たくさんの夢があります。あこがれの芸人になるため、これからもがんばります。
出典「夢は具体的に」(柳原加奈子さん)|ことばのちから。 ~講師のためのメタファー・ヒント・ブック~
柳原加奈子さん