5月4日
キャンデイのホテルを出発し、紅茶工場に立ち寄りました。紅茶畠と工場を見学した後、紅茶を試飲し売店で紅茶を買いました。
セイロンティーには、ハイグロウンティー(高地産)・ミディアムグロウンティー(中地産)・ローグロウンティー(低地産)とあり、キャデイはミディアムグロウンティー(中地産)の生産地でした。
ハイグロウンティー(高地産)
標高約1,300m以上の製茶工場で生産される紅茶。セイロン紅茶の高級品にランクされ、独特のデリケートな味と爽快な渋み、香気をもち、水色は明るいのが特徴。
ミディアムグロウンティー(中地産)
標高670~1,300mの製茶工場で生産される紅茶。渋みはやや弱いが力強い味で、ハイグロウンティーよりコクがあり、香りも芳醇。ブレンドのベースにも適しています。 バランスの良い味わいでどんな飲み方にも適した紅茶です。
ローグロウンティー(低地産)
標高670m以下の製茶工場で生産される紅茶。
○紅茶の美味しい入れ方
・水道から汲みたての水をやかんに入れ、強火で沸かします。
・ティーポットとティーカップをある程度熱したお湯で温めます。
・ティーポットに入れたお湯を捨て、1ティーカップあたり1~2gの茶葉を量り入れます。
・親指ほどの大きさの気泡が出始めたお湯(98度)をティーポットに高い位置から注ぎ入れます。
・蓋をして茶葉に合った蒸らし時間待ちます。
・ティーカップを温めていたお湯を捨てます。
・時間になったら、ティーカップに紅茶を均一の濃さになる様に注ぎ入れます。
○ジャンピングが大事
美味しい紅茶を入れる為には、ジャンピングが大事です。ジャンピングとは、ティーポットの中で空気の粒が茶葉にくっついたり離れたりする茶葉の上下運動の事を言います。水にたくさんの空気を含ませておく事が重要です。水道から汲みたての水には、空気がたくさん含まれています。強火で水を沸かす事でも空気が含まれます。高い位置から熱湯を注ぎいれると更に空気を含ませる事が出来ます。
このちょっとしたコツをつかむ事で、紅茶は美味しく入りやすくなります。
○ティーバッグの美味しい入れ方
・ティーカップに熱湯を注ぎいれます。そこにティーバッグを静かに入れます。
・ソーサーで蓋をして、紅茶に合った蒸らし時間待ちます。
・時間になったら、そっとティーバッグを抜きます。
※ティーカップにティーバッグを入れてから熱湯を注ぐ入れ方もあります。
どちらでも、お好みに合った入れ方で入れて下さい。
○ソーサーで蓋をするのがコツ
ティーカップで入れる場合でも、ソーサーで蓋をして頂くのがポイントです。ソーサーで蓋をする事によって、蒸らしている間も冷める事が無く、茶葉から成分が抽出されやすくなります。成分がしっかりと抽出された、熱々の紅茶を楽しむ事が出来ます。
午後からは、親を亡くしたり、はぐれてしまった子ゾウを保護している施設であるピンナラワの「象の孤児院」に行きました。
ここの象はインド象でほとんどの象に牙が有りませんでした。丁度水浴びをしている時間に会いました。
そして約2時間かけ、コロンボに帰りました。
キャデイの市場に寄りました。果物がいっぱいです。
イギリスの植民地時代からある歴史ある紅茶工場
水浴びをする象