現在、日曜日の9時からTBSの日曜劇場で『半沢直樹』と同じ時間で、「ルーズヴェルト・ゲーム」と言うドラマを放映しています。原作も同じ池井戸潤氏で『半沢直樹』の二番煎じか?と言われています。ビデオに撮って全て見ています。痛快で楽しいドラマです。
「ルーズベルト・ゲーム」
アメリカ大統領のルーズベルトは野球が大好きでした。特に8-7の接戦か大逆転のゲームが大好きだったようです。この8-7のゲームの事を「ルーズベルトゲーム」と言うのだそうです。
物語の舞台は、予期せぬ不況のあおりを受けて倒産寸前まで追い込まれた中堅精密機器メーカーの青島製作所。
社長の細川が「奇跡の逆転劇」を信じてどんな手を使ってでも会社を守り抜こうとする姿を中心に、社員や野球部の部員たちそれぞれの奮闘を描く痛快群像劇です。
半沢直樹スタッフが集結した『ルーズヴェルト・ゲーム』
原作の池井戸潤をはじめ、脚本を担当する八津弘幸、伊興田プロデューサー、監督の福澤克雄、カメラなどを担当するテクニカル・ディレクターの淺野太郎は2013年の『半沢直樹』と同じメンバーが担当しました。
また、石丸、手塚、須田邦裕、香川ら個性派俳優陣が再登板するのにも注目です。
『ルーズヴェルト・ゲーム』で最も話題をさらっているのは、元プロ野球投手・工藤公康氏の長男で沖原役の工藤阿須加。ほぼ無名ながら初々しい姿での熱演がハマり、野球パートでの実質主演という大抜擢が奏功した形です。その意味で今後のカギを握るのは、もう1人の抜擢であるビジネスパートの敵・イツワ電器社長役の立川談春です。初の連ドラ出演の落語家ながら、第3話では重厚な芝居を見せていました。
第1章は先週の日曜日で終わりました。第2章では、坂東にそそのかされた笹井の動きも含め、イツワ電器とのバトルはますます激化します。そして、第一章ではあまり目立たなかった江口洋介が、いよいよ唐沢寿明との本格バトルに挑みます。『白い巨塔』以来となる2人の争いは、どんなものになるのか楽しみです。
また、野球部はいきなり正念場を迎える。「負けたら廃部」のピンチを乗り越えて優勝できるのか。因縁の相手・如月との直接対決を迎える沖原は、萬田に教わったシュートを解禁し、勝つことができるのか楽しみです。