藤林徳扇「自由の女神像」

 「藤林徳扇」さんの遺作展が5月29日~5月31日(特別招待)、6月1日~6月3日(一般公開)と言う日程で「広島市まちづくり市民交流プラザ」北館4階(ギャラリーA)が開催されています。

 

 昨日(5月30日)、招待を受けたので行って来ました。今年の1月22日のお会いした、次男の方(藤林徳也 氏)と13代徳扇となられた長男の方(藤林宏茂 氏)とお会いしました。1月に副市長とお会いし「亡くなった12代徳扇さんの思いの詰まった「自由の女神像」を広島市の寄贈したいと言われていた、絵画としての作品が出来上がったとの報告を受けました。

 

 この作品を6月2日に広島市に寄贈し、広島市は「アステールプラザ」に飾ろうという事に話がまとまったようです。

 

「自由の女神像」大きな作品です。テーマは「母の祈り」だそうです。母の祈りで世界平和を実現しようと言う思いが込められています。

ちなみに12代藤林徳扇先生の絵は、1号(はがき1枚)の評価格は1150万円だそうです。(2011年度美術名鑑 評価額)


十二代 藤林徳扇(ふじばやし とくせん)
 海外のアーティストにも影響を与えたとも言われる日本が誇る伝統芸術「琳派」の継承者であると共に、「ユネスコ・グリーティング・カード・アーティスト」(異例の連続選出)としても世界的に有名な日本伝統工芸作家です。着物はもとより彼が創作する「徳扇コスモ・アート」作品は、生地やキャンバスにプラチナを使用し、デザインはダイヤモンドやエメラルド等の五大宝石で描かれており、その独自性と優雅にして永遠に格調を保った作品であると海外で称賛され、世界の一流品カタログである「GOLD BOOK」に日本ブランドで唯一掲載されたり、公開・非公開を含め世界の数十カ国に収蔵される等、世界の評価は揺るぎないものとなっております。

 

 「藤林徳扇」とは、延宝8年、琳派の発祥の地として有名な京都市北区鷹ヶ峰にある旧藤林町(現鷹峯藤林町)にて、初代徳扇が宮内庁御用達の錦の御旗の織り商として創業以来、300有余年代々名を継承し、現在の十二代に至っています。

 十二代藤林徳扇は、「優雅・格調・貴品」を創作の理念とし、デザイン・コンセプトは、「世界平和への祈願」。特にユネスコ・パリ本部から選出されて以来、彼は世界への発信を主眼に置いて、海外の著名人との交流が活動の中心となっておりました。
 

 

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