花子とアン

 朝ドラNHKの「花子とアン」が人気を得ています。視聴率も20%を超える位置をキープしています。主演の「吉高由里子」さんの人気がうなぎのぼりで、現代の「吉永小百合」とまで言われているそうです。

 

 連子役の「仲間由紀恵」さんと花子役の「吉高由里子」さんと主役が二人いるとまで言われています。二人の友情と二人の生き方が時代背景と重なって興味を持たれています。

 

あらすじ
 太平洋戦争中、50歳になる花子は、空襲警報が鳴る中、カナダの女性作家モンゴメリが書いた小説『アン・オブ・グリン・ゲイブルズ』の翻訳に打ち込んでいました。出版のあてもないまま翻訳を続けるうち、花子はいつしか、主人公の少女・アンに、自分の歩んできた人生を重ね合わせます。

 

 10歳で親元を離れた時の心細さ。生涯の友との出会いと幸福な日々。花子はそれらをあざやかに思い出すのです。
 山梨の貧しい家に生まれた花子さん。明治36年、10歳のとき、花子にだけは高等教育を受けさせたいという父の強い希望がありました。東京のミッション系の女学校に編入し、寄宿舎で生活を始めました。「いいか、家族の娘なんかに負けるな。」華族や富豪の娘たちが学ぶ女学校の雰囲気になじめない花子さん。
 教師たちの話す英語も全く理解できず、輩や同級生たちの話す言葉にもカルチャーショックを受けるます。

 

  家庭をかえりみない父に代わって母や弟妹の生活を支えるため、しっかり勉強して身を立てることを心に決めます。

 

 欧米文学との出会い。淡い初恋。そして生涯の友との友情をはぐくんだ女学校での10年間は、花子さんにとってかけがえのない青春時代になりました。

 

 卒業後、花子は教師として故郷・山梨に赴任しました。生徒たちを教えながら書いた本が出版されたのをきっかけに東京へ戻り、出版社で働き始めます。

 時代は大正から昭和へ。許されぬ恋に苦しみ、やがて結婚した花子さん。関東大震災や戦争を乗りこえ、翻訳家という夢を実現させていきます。

 

 戦争中、危険をかえりみず翻訳を続けた『アン・オブ・グリン・ゲイブルズ』が『赤毛のアン』として結実するのは終戦から7年後のことでした。

                  (NHKホームページより)

脚本は、『不機嫌な果実』『やまとなでしこ』『ハケンの品格』など、大ヒットドラマを生み出している中園ミホさんです。

 

音楽は、作詞・作曲・編曲を手掛けるマルチ音楽コンポーザーの梶浦由記(かじうらゆき)さんです。

 

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