今日(7月4日)京都八坂神社に第6回「鱧 道中」 が行われます。と朝5時のNHKニュースで言っていました。
かつて御食国(みけつくに)淡路島から京都へ、夏の旬の代表食材「鱧(はも)」を献上していたことにちなみ、毎年7月に八坂神社へ鱧を奉納する「はも道中」、第6回目となる今年は、7月4日(金)に行われます。
14時~15時は、はも道中として、木桶に入れたハモを先頭に、八坂神社から南座前を隊列を組んで歩き、行列後は八坂神社にて奉納儀式を行います。
16時からは、八坂神社 境内にて淡路島の郷土料理である「はもすき」の振舞いを先着500名(なくなり次第終了)で行います!またハモの骨切り実演など…クイーン淡路も浴衣姿で淡路島のPRを行います!
ハモすきふるまい~淡路島観光キャンペーン
祇園祭由縁の地で明倫地区山鉾町内の方々などにお集まりいただき淡路島の郷土料理である「ハモすき」をふるまい、「御食国」淡路島の観光キャンペーンを行う
※ 「御食国」・・・皇帝・朝廷に海産物を中心とした御食料(穀類以外の副食物)を貢
いだとされる
国を表す言葉で万葉の時代「淡路島」は海や山の幸を食材として
献上していた。
※ 「明倫地域」・・・山鉾町内を多く有し、祇園祭を受け継ぐ風格ある地域。
祇園祭は別名「鱧祭」とも呼ばれるほどハモは祇園祭には欠か
せぬ魚。
※ 「ハモすき」・・・はじまりは、淡路島の南端、沼島の漁師料理といわれ特産の旬
のハモと新玉ネギを使った淡路島特有の食べ方。
京都の祇園祭り、大阪の天神祭りには欠かせない魚「鱧」。鱧は梅雨の雨を飲んで旨くなると言われており、梅雨の明ける7月になると脂が乗り始め旬となります。しかし、夏場になりますと、炎天下の中、ほとんどの魚は酸欠で死んでしまいます。ところが、獰猛な鱧だけは京都についても生きていたようです。夏の京都の鱧はこのようにして良く食べられ、現在も夏の京都の鱧は有名です。
骨切り
最大の難点は、 体中に頭から尾っぽにかけて連なるように生えている小骨。そのままではどうしてもこの小骨が、口に残りいや突き刺さり、どうしようもありません。そこで発達したのが 骨切りという技法で、一寸(約3センチ)の間に24切れ包丁の目を入れることが出来れば板前として一人前と言われておりますが、昔は「自分は26切れ入れられる! いやわしは27切れや!」 というのが板前の自慢だったそうです。
「話食屋 和」の「はもしゃぶ」弟の店ですが、この時期から美味しい鱧を提供してくれます。新玉ねぎと良く合いとても美味です。(要予約)