昨日(7月7日)は、七夕でした。昨日は大変な雨でした。7月7日の夜が晴れだったのは、過去20年で4回だけだそうです。(東京)
七夕雑学
・織姫星とは、こと座のアルファ星ベガ(ヴェガ、Vega)。こと座で最も明るい恒星です!
・彦星とは、わし座のアルファ星アルタイル(Altair、牽牛星、彦星、夏彦星)。
太陽を除いた全天で12番目に明るい恒星です!
・二人は恋人では無くて夫婦です。
独身でいた頃、織姫は恋してる暇もないほどの機織りに精を出していた働き者でした。彦星も勤勉で真面目な百姓の働き者だったそうです。それなのに結婚した途端、夫婦生活が楽しすぎて、まったく働かなくなってしまいました。それで、織姫のお父さんである天帝が、罰として天の川のあっちとこっちに引き離したと言われています。
・織姫と彦星の距離(遠距離恋愛)
織女星と牽牛星は、ざっと計算しても“14~15光年”離れているらしいです。仮に光速で駆けつけたとしても、牽牛が織女のところに辿りつくには14年半もかかるそうです。
地球から織姫星までの距離25光年!地球から彦星までの距離16.8光年!
織姫と彦星の遠距離恋愛の距離は、約140兆キロメートル(出典国立天文台)
北海道・稚内から沖縄・石垣島までで約3000kmなので、この約473億倍。東京―ニューヨーク間が約11,000kmなので、この約129億倍です。
七夕の由来
・日本の七夕は、奈良時代に中国から伝わった伝説と、同じ時期に日本の農村で行われていたお盆の行事が組み合わさって生まれたものです。農村ではお盆にご先祖様に捧げるための衣服を織る習慣があり、その役割を担う女性を棚機女(たなばたつめ)と呼んでいたそう。七夕を“たなばた”と読むのは、この棚機女が由来になっています。
・七夕に「笹」が使われる理由は、日本では昔から“笹の葉の触れ合う音は神様を招く”と信じられていたため。そこに短冊をつるすようになったのは江戸時代からで、里芋の葉に溜まった露で墨をすって願い事を書くと、当時盛んに行われていた“手習いごと”が上達すると言われていました。