特別警報

 台風8号が迫っています。今朝の位置は下記の通りです。スピードが遅いので10日よりも11日が影響が強いようです。最初の予想では長崎県あたりに上陸して瀬戸内海か山口沖のの本会に進む予想でした。最悪の予想で平成3年の台風19号を思い出しました。
 現在は少し衰えてきていますが最初は中心気圧が920hpaと大変大きく大被害を起こした伊勢湾台風並みだといわれていました。沖縄地方に「特別警報」が出されました。
台風8号

・中心気圧 960hPa
・大きさ 大型
・中心位置 北緯 29度10分 東経 126度05分
・強さ 強い
・存在地域 東シナ海
・中心付近の最大風速 35m/s
・方向・速さ 北に20km/h
・最大瞬間風速 50m/s
・15m/s以上の 強風域 南東に700km 北西に440km
・25m/s以上の暴風域 南東に310km 北西に170km
    2014年7月9日 4時58分発表
 台風第8号が東シナ海を北上しています。沖縄地方と奄美地方の海上では非常に強い風と猛烈なしけとなっています。台風は10日には九州にかなり接近する見込みです。九州から四国地方にかけて暴風や高波、大雨に厳重に警戒してください。

 

 特別警報について

 昨年(2013年)8月に創設された特別警報全般について調べてみました。
特別警報とは何ですか。
「特別警報」は、予想される現象が特に異常であるため、重大な災害の起こるおそれが著しく大きい旨を警告する新しい防災情報です。

 

どうして「特別警報」を創設することになったのですか。
 東日本大震災では、気象庁は大津波警報などを発表しましたが、必ずしも住民の迅速な避難に繋がらなかった例がありました。また、平成23年台風第12号による大雨災害等においては、気象庁は警報により重大な災害への警戒を呼びかけたものの、災害発生の危険性が著しく高いことを有効に伝える手段がなく、関係市町村長による適時的確な避難勧告・指示の発令や、住民自らの迅速な避難行動に必ずしも結びつきませんでした。

気象庁は、災害に対する気象庁の危機感を伝えるために、この「特別警報」を創設しました。

 

特別警報は、これまでの警報や注意報と、何が違うのですか。
 「特別警報」は、警報の発表基準をはるかに超える現象に対して発表されます。例えば、東日本大震災における大津波や、「伊勢湾台風」の高潮、「平成23年台風第12号」の豪雨等が発表の対象となります。

 

特別警報は、全て「○○特別警報」という名称で発表されるのですか。
 「○○特別警報」という名称で発表するのは、大雨、暴風、高潮、波浪、大雪、暴風雪の6種類です。

 

地震動、津波、噴火については、それぞれの既存の警報のあるレベル以上のものを特別警報に位置づけており、名称の変更はありません。

 

特別警報はどのように伝えられるのですか
 特別警報は、地域住民に対して、他の警報などの防災気象情報と同様に、市町村やテレビ・ラジオなどのマスメディアを通じて伝えられます。
 市町村に対しては、都道府県、警察、消防などの様々なルートを通じて確実に情報伝達されます。

 

 次のような種類が有ります。
大雨特別警報
 大雨 台風や集中豪雨による、数十年に一度の降水量が予想される場合や、数十年に一度の強度を持つ台風や、それと同程度の温帯低気圧による大雨が予想される場合。 斜面現象(土砂災害)

暴風特別警報
 暴風 数十年に一度の強度を持つ台風や、それと同程度の温帯低気圧による暴風が予想される場合。

高潮特別警報
 高潮 数十年に一度の強度を持つ台風や、それと同程度の温帯低気圧による高潮が予想される場合。

波浪特別警報
 波浪 数十年に一度の強度を持つ台風や、それと同程度の温帯低気圧による高波が予想される場合。

大雪特別警報
 大雪 数十年に一度の降雪量が予想される場合。

暴風雪特別警報
 暴風雪 数十年に一度の強度を持つ台風と同程度の温帯低気圧による雪と暴風が予想される場合。

大津波警報
 津波 3mを超える大津波が予想される場合(大津波警報と同じ)。 

噴火警報
 噴火 噴火警戒レベル運用済み 噴火警戒レベル5および4の噴火が予想される場合(居住地域が対象に入る噴火警報と同じ)。
 噴火警戒レベル未運用 噴火警報と同等の噴火が予想される場合。

緊急地震速報
 地震動 緊急地震速報の警報区分のうち、震度6弱以上の地震が予測される場合。

 

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