バンドワゴン効果

 先日、「バンドワゴン効果」という言葉の説明をテレビで放映していました。勝ち馬に乗るとか流行に乗るといった言葉が当てはまると思います。

 マスコミが社会を動かすのは、「バンドワゴン効果」と「アンダードック効果」を上手に使い分けて国民を動かしています。現代はマスコミの使い方次第で物事が決定しているような気がします。経済の面では、「猫も杓子も」という言葉が浮かんできます。

 

バンドワゴン効果
 ある選択が多数に受け入れられている、流行しているという情報が流れることで、その選択への支持が一層強くなることを指す。「バンドワゴン」とは行列の先頭の楽隊車のことであり、「バンドワゴンに乗る」とは、時流に乗る・多勢に与する・勝ち馬に乗る、といった意味である。政治学・社会学と経済学で使われる。対義語は「アンダードッグ効果」(underdog とは「負け犬」のこと)。

 

政治学
 投票行動におけるバンドワゴン効果とは、事前にマスメディアの選挙予測報道などで優勢とされた候補者に有権者が投票しがちになる現象を指す。投票者が勝ち馬に乗ろうとする傾向は、選挙直後の世論調査において当選候補に投票したと答える人の割合が、実際の当選候補の得票率を有意に上回る例が多いことに示される。この行動の動機は単純な心理的な満足への希求であったり、あるいは実利的な判断であったりする。

 

 この反対に、いわゆる「判官贔屓」のような投票行動になるのがアンダードッグ効果である。1996年の衆院選、2000年の衆院選で自民党が事前の予想では過半数を獲得すると伝えられながら実際には獲得できなかったのがこの例である。[独自研究?]バンドワゴン効果とアンダードッグ効果を総称してアナウンス効果と呼ぶ。

 

経済学
 同じ財を消費する人が多ければ多いほど、また、他人の消費量が多ければ多いほど、自分がその財を消費することの効用が高まるという効果である。「バンドワゴン効果」という名称は、アメリカの経済学者、ハーヴェイ・ライベンシュタインが創作した用語であり、消費の効用への効果のうち、流行に乗ること自体が持つ効果をバンドワゴン効果と呼んだ。
                (Wikipedia 引用)

 

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