昨日(7月22日)少し書きましたが我が家では「はぶ草」を育ててお茶として飲用しています。。母が長い間、栽培していたのを妻が引き継いで現在も栽培しています。
春に種をまきこの時期に花を咲かせしっかりと葉っぱも茂ります。それを刈り取って、押し切りで刻み、木槌で叩きます。それをムシロの上に広げ天日干しします。(完全に乾くまで、3日くらい)
お茶として飲む前に「ほうろく」で煎ります。部屋中とても良い匂いがします。大好きな匂いです。これが「はぶそう茶」で秋まで置いておいて、種にして収穫し、その種を煎ってお茶にしたのを「ハブ茶」と言います。どちらも良い香りがして大好きなお茶です。
ハブソウ(波布草、Senna occidentalis)
マメ科ジャケツイバラ亜科センナ属の一年草。原産地は、アメリカ合衆国南部から熱帯アメリカにかけて。日本には江戸時代に毒虫や毒蛇、とくにハブに咬まれたときの民間薬として導入されたために、この名前がある。現在、南西諸島や小笠原諸島では、帰化植物となっている。
効用として、便秘の改善、穏やかな血圧降下作用、コレステロール低下、高血圧の予防、不眠症・喘息・整腸・肝臓病・腎臓病・眼精疲労などの改善が報告されており、身体によいお茶として、田舎では珍重されています。種子だけでなく、葉っぱや茎、花もお茶として使います。
ハブ草茶の特徴
エビスグサ(ハブ草)にはアントラキノン誘導体が含まれており、滋養強壮や利尿作用、胃弱改善、高血圧予防に働きます。また、便秘に悩む方にも人気のお茶です。
肝臓の疲労を回復することで眼精疲労を解消する事からパソコン仕事で目が疲れやすい方にも好まれるお茶です。
・目の疲れや充血の改善
・便秘解消や利尿効果
・二日酔い予防
・滋養強壮
・高血圧予防
・口内炎解消
刈り取る前の「はぶ草」
刻んだ「はぶ草」。昨日から乾かしています。