異常気象

 9月に入って広島はようやく天気が安定してきました。しかし、もう秋の気配です。今年は夏が無かったような気がします。このところ四季が良く解らなくなってきていると感じます。温暖化の影響で日本列島が「亜熱帯気候」に近くなっているような気がします。(ゲリラ豪雨・竜巻等)

 

【八月の天気】
 西~北日本では梅雨前線の影響は小さかったが、7月30日から8月下旬にかけて台風12号、11号が相次いで接近するとともに前線が日本付近に停滞し、日本付近への非常に湿った空気の流れ込みが継続した。このため、各地で大雨となった(平成26年8月豪雨)。
  特に、四国地方の太平洋側では、台風12号の影響で、8月1~5日までの総降水量が多い所で1000ミリを超える大雨となった。また、前線の影響で8月16~17日にかけては、近畿、北陸、東海で局地的な大雨が発生し、19日夜から20日明け方にかけては、広島市で集中豪雨となり大規模な土砂災害が発生した。8月の西日本太平洋側の月降水量は平年比301%となり、8月としては1946年の統計開始以来最も多かった。
  

【日照時間 8月は西日本太平洋側で戦後最少】
 気圧の谷の影響と太平洋高気圧の西日本付近への張り出しが弱かった影響で、西日本の夏の日照時間はかなり少なかった。特に8月の西日本太平洋側は日照時間が平年比54%で、8月としては1946年の統計開始以来最も少なかった。

      (気象庁 HP引用)

 

【異常気象分析検討会】
 気象庁の異常気象分析検討会は、西日本各地で記録的な 大雨となった2014年の夏について、「異常気象だった」と結論づけた。
 異常気象分析検討会は、2014年の夏、西日本各地で降った記録的な大雨について、 偏西風が南北に蛇行し、南からの湿った気流が本州付近に停滞したことによる影響と 分析したうえで、数十年に一度の気象状況だったとして、「異常気象だった」と結論づけた。

 

 検討会では、このほか、近年、ゲリラ豪雨が増えていることについて、 地球温暖化の影響で、大気中の水蒸気量が増えていることが関連しているとの見方が示された。

 検討会は、「2014年の夏の西日本の大雨のようなことは、 また、近い将来、起こる可能性がある」として、注意を呼びかけている。
      (気象庁の異常気象分析検討会 引用)

 

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