昨日(10月2日)、経済観光局農林水産部農政課より次のような報告がありました。
新規に私の地元である「農事組合法人戸山の郷中王」の『農産物加工所・直売所設置事業』が採用されました。「農事組合法人戸山の郷中王」は地域のほ場整備事業が終わり「農事組合法人」を立ち上げ活動をしておられます。
平成26年度「中山間地域お宝資源掘り起こし事業」の補助対象事業が決定しました。
1 補助制度の目的
農林水産物などの農村資源を活用した新たな観光交流などの農家ビジネスを行うきっかけづくりとなる活動に対し補助することにより、中山間地域の活性化を図る。
2 補助制度の概要
(1) 補助対象地域
中山間地域(山村振興法及び農業振興地域の整備に関する法律に基づく指定地域)
(2) 補助対象団体
農林漁業者3人以上で構成される地域団体等(団体申請のみ)
(3) 補助内容(最大3か年)
区 分 初 年 度 2年度目 3年度目
補助率 対象経費の1/1以内 対象経費の2/3以内 対象経費の1/2以内
補助限度額 100万円 70万円 50万円
昨年より下記の団体が採用されていました。この2ヶ所の団体は2年目ですので補助限度額が70万円です。
安佐北区
(継続) 下三田営農組合
事業名 『大豆栽培から始める味噌づくりとおばあちゃん秘伝の漬物づくり』
事業の内容
食品加工所の設置と大豆栽培からの味噌づくり、ナスなどの農産物生産と地域の農産物を活用した漬物づくり及びその販売を行う。
安芸区
(継続) 阿戸町農事研究会
事業名 『阿戸町まるごと元気』
事業の内容
新設した農産物直売所の充実と古民家を活用した農家レストランの開店、各種体験事業による地域おこしを行う。同時に特産品の開発も行う。
今年度は次の二つの団体が採用されました。佐伯区は年度初めより応募され採用が決まっていましたが、安佐南区は新たに8月よりの募集に応募して決定しました。
佐伯区
(新規) 湯来ジビエの会
事業名 『ジビエによる地域資源活用事業』
事業の内容
食肉処理施設を整備し、猪肉を飲食店や旅館に供給するとともに、湯来町名物「ボタン鍋」の地場食材利用の復活、おいしい猪肉でのあらたな特産品の創出により、地域の活性化、観光振興を図る。
安佐南区
(新規) 農事組合法人戸山の郷中王
事業名 『農産物加工所・直売所設置事業』
事業の内容
農産物に付加価値をつけて販売し、収益性を確保するために、農産物加工所と直売所を設置する。さらに将来的には、地元郷土料理等の伝承や、高齢化が進んでいる地域への弁当の提供もしていく。