皆既月食

 本日(10月8日)夕方から夜半前にかけて、条件のよいものとしては3年ぶりとなる皆既月食が全国で観測できます。

 

 18時14分から満月がしだいに欠け始め(部分食)、19時24分には満月が地球の影の中に完全に入り込む皆既月食の状態となります。

 皆既月食の状態は60分続き、20時24分に皆既月食が終了、部分月食の状態となり、21時34分に部分月食が終了。満月は元の丸い状態を取り戻します。

 

 皆既月食は、満月の際に太陽と地球と月が一直線に並ぶきに起きる現象です。真っ暗になって見えなくなるわけではなく、「赤銅色」と呼ばれる赤黒い色になり、肉眼でも確認できます。

 

 月の話題をもう一つ

 10月6日は十三夜でした。

十三夜
 旧暦の9月13日、新暦では10月の中・下旬(2014年は10月6日)。
 十五夜を中秋の名月と呼ぶのに対し、十三夜は「後の月(のちのつき)」「豆名月」「栗名月」ともいいます。
 十五夜についで美しい月とされ、宮中では、古くから宴を催すなど月を鑑賞する風習がありました。十五夜は中国から伝わったものですが、十三夜は日本固有の風習で、秋の収穫祭の一つではないかと考えられています。

 

 十三夜も十五夜と同じで、旧暦を新暦になおして10月13日とするのではなく、

その年によって日付が変化します。

    十五夜 十三夜
2014年 9月 8日 10月 6日
2015年 9月27日 10月25日
2016年 9月15日 10月13日

 

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