昨日(10月11日)CSファーストステージ第1戦が行われ0-1でカープは負けました。CS第1戦を取ると約93%の確率で勝ち上がるそうです。先の暗いCSとなりました。
昨日、カープが3位でCS進出を決めたことで広島にとって約9億円の損失になったと書きました。3位進出が駄目な理由は球団も及びます。10月6日の対巨人に負けたことが大変大きく、のしかかっています。
カープ球団の損失
CSファーストステージは、2位チームの本拠地で3試合制で行われる。シーズン中と同じく、収入は主催チームの“総取り”。球場にもよるが1試合の入場料収入は約1億円、BSなどの放映権料はファーストステージで5千万円から7千万円、物販や飲食代金なども加算される。
12球団でも随一の人気を誇る阪神が本拠地とする甲子園は、収容人員約4万7千人。球界関係者は「CS3試合なら総額8億円の売り上げは見込める」と試算する。
一方、広島の本拠地マツダスタジアムの収容人員は3万3千人ながら、最近は“カープ女子”の登場などで集客は見込める。さらに「マツダは飲食店の数、種類も豊富で売り上げは大きい」(関係者)とも。どちらにとっても“ドル箱興行”なのは間違いありません。
もちろんセ・リーグの規定で3位チームにも主催チームから300万円は支払われるが、比べるべくもない。「3位じゃダメなんです」というのが実情です。
■去年のクライマックスシリーズの売り上げ
【1位】巨人7億5000万(主催3試合+放映権料+グッズ収入)
【2位】阪神5億5000万(主催2試合+放映権料+グッズ収入+飲食収入+電鉄利用料)
【3位】広島 150万(Tシャツ代ほか)
追伸
野村監督の8日の退団発表はこのあたりにもあったのでは?