小春日和

 秋の3連休は終わりました。この3連休はとても良い天気で「小春日和」の毎日でした。小春とはこの時期の春のような天気の事を言います。初冬しか使わない言葉です。

 

小春日和(こはるびより)
 晩秋から初冬にかけて、移動性高気圧に覆われた時などの、穏やかで暖かい天候のことです。
 小春(こはる)とは陰暦10月のこと。現在の太陽暦では11月頃に相当し、この頃の陽気が春に似ているため、こう呼ばれるようになった。
 俳句における「小春日和」・「小春」は冬の季語となる。(陰暦の冬は10月~12月)
 
外国では
・ドイツ=老婦人の夏。
・ロシア=婦人(女)の夏。
・英国=聖マルタンの夏。
・米国=インディアンの夏。

 イギリスでは女性の夏ではなく、男性である聖マーティンの夏、です。
  フランス語でもイギリスと同じく「聖マルタンの夏」で、『プログレッシブ仏和辞典』は「(11月11日の聖マルタン祭のころの)小春日和」と説明しています。他の国は女性の夏です。
 日本は春ととらえています。とらえ方がずいぶん違います。それぞれの国で季節のとらえ方が違うせいではないでしょうか。

 

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