選挙費用が約700億円かかるとマスコミは報じていますが、今年の、衆議院議員選挙(12月2日公示・14日投開票)に充てる費用は、従来の衆院選より1割程度少ない約631億8300万円に抑えることを閣議決定しました。
2012年12月の衆院選は約690億円かかるなど、これまでは700億円前後の費用が必要でした。しかし、13年4月に国政選挙の経費の基準を定めた法律が改正され、投開票の事務に要する人員や時間などについて、実態に即して基準を見直した結果、予算の抑制につながりました。
広島市では12月議会に補正予算として専決処分をしたとの報告が有ります。
1、補正予算の内容
衆議院議員選挙及び最高裁判所裁判官国民審査の執行費用
2、補正予算額
3億4,317万2千円(全額、県委託金を充当)上記の国の費用の1部
3、補正予算額の内訳
1)人件費 1億3,153万円
選挙事務従事者の時間外勤務手当・投票立会人等の報酬その他
2)物件費等 2億1,164万2千円
賃金・投票通知書郵送費・ポスター掲示場設置費その他
以上が広島市分として国から県に来て広島市に配分されました。広島市は11月21日補正予算として専決処分しました。
選挙費用が掛かるので選挙はするべきでないという話が出てきますが民主主義の基本は選挙です。世界には公正な選挙が出来ない国が、まだ、沢山あります。近くでは普通選挙が出来ないから、香港ではデモが起こっています。選挙の出来る国だという誇りを持つべきだと思います。民主主義にはコストがかかると思うしかないと思います。
要は、国民の一人一人が日本をどの政党に・どの人に任すかという事を良く考えて投票行動をするという事が大事なことではないでしょうか。投票率が低いという事は選挙費用が死金となってしまいます。