昨日(1月22日)8・20豪雨災害における避難対策等検証部会から平成26年「8月20日の豪雨災害 避難対策等に係わる検証結果」が報告されました。
その最終報告を全員協議会に説明し、質疑がありました。
1、目的
避難対策等検討会議は、市の行った避難に関する情報提供と住民の避難までの対応や
住民の受け止めとその後の行動について検証を行うとともに、その結果を、地域防災
計画の見直しにつなげる。
2、対象
・市が行った避難対策や住民の避難行動
・対象時間 8月19日21時~8月20日9時 12時間
・今後の市の避難対策等のあり方について提言する
3、検証項目
・地域防災計画に沿ったものとなっていたか。
・避難勧告の発令時間は適切であったか。
・急激な気象の変化、深夜の災害発生に対応するためには、どのような避難対策を行
うべきか
4、検証体制
8、20豪雨災害における避難対策等検証部会
座長土田 孝(広島大学大学院工学研究院教授)
(委員 8名)
5、検証経過
平成26年9月11日~平成26年12月24日(7回)
最終報告 平成27年1月8日
検証結果
地域防災計画に沿って行われていたか。
地域防災計画通り行えなかった事項
・広島県気象情報2号をリアルタイムで確認できていなかった。
・サイレンの吹鳴が実施されなかった
・視聴覚障害者に避難勧告のファックスが送信されなかった
・発令時に避難所の開設ができなかった
総論
・住民に対して危険な地域の周知や危険度の段階に応じた情報伝達の検討
・深夜に起こる災害に対し職員の参集に時間がかかることを想定した職員体制をつくる
以上の説明がありました。この説明を受け次の議員が質疑を行いました。
1、児玉光禎(自由民主党・保守クラブ)「佐伯区」 90分
2、今田良治(自由民主党)「安佐北区」 30分
3、松阪知恒(市民連合)「南区」 30分
4、渡辺好造(公明党)「南区」 40分
5、伊藤昭善(市政改革ネットワーク)「安佐北区」 30分
6、中原洋美(日本共産党)「南区」 60分
7、馬庭恭子(市政改革ネットワーク)「中区」 30分
以上7人の議員が質疑を行いました。
追伸
今田議員が質問の最後に市長に対して、「4月の選挙への出馬はあるのか」と言う質問で「出馬表明ととらえてもらって結構です」と言う答えが返ってきました。
昨日の全員協議会は8,20豪雨災害についての検証結果の質疑の最中です。74人もの方が亡くなった災害の質疑の途中にいうべきことではないと思いました。「この会議が終わって、記者会見を行い発表したいと思います」と言えないのかなーと思いました。