失言

 政治家の失言が話題になる事が良くあります。広島市にもよく失言をする人がいます。失言は加齢にあるという記事を見つけました。次の通りです。

 

失言が増える理由は加齢にあった?

 政治家などそれなりの立場にある人物が、失言でその地位を追われることがある。マスコミによる揚げ足取りのようなケースも少なくないが、「本気で言っているのか!?」と耳を疑うような不適切発言が飛び出すこともあります。

 こういう失言の頻度が多いと、「老害」などと揶揄されてしまうわけですが、実際、失言はお年を召した方に目立つような気がします。 作業療法士の菅原洋平先生に聞いてみた。

 

「年齢を重ねると“抑制”が利きにくくなり、そのシーンにふさわしくない言動がつい出てしまうことがあります。これは大脳皮質の衰えに原因があるといわれています。人間の脳は、その場その場での反応を常に一瞬保留し、適切なアクションであるかどうかを判断したうえで、行動としてアウトプットしています。たとえば喉が渇いているときに目の前に水の入ったコップが置かれていたら、それが他人のものであっても脳はいったん手を伸ばそうとさせているんです。しかし、それを上回るスピードで“それは他人のものだから飲んではいけない”と抑制をかけているため、人は適切な行動を維持することができるわけです」

 

 大脳皮質とは、大脳の表面を覆っている神経細胞の塊のこと。100億以上の神経細胞で構成され、人間の思考や言語機能を司る重要な部位である。この大脳皮質の活動が老化によって弱まると、抑制する力が衰えるのだと菅原先生は解説する。

 「そのため、たとえば街中などで目についたものにすぐ反応してしまい、結果として場に適さない言動が増えることがあります。人によっては口うるさくなったり、独り言が増えたりすることもあるようです」

 

作業療法士 菅原洋平さん
 1978年、青森県生まれ。国際医療福祉大学卒。作業療法士。ベスリクリニックで薬に頼らない睡眠医療を担当するかたわら、企業研修や睡眠改善グッズ「ミンプラス」などを通して、現代人の睡眠改善に取り組む。

         (インターネット記事R25引用)

 

サイト内検索

 

キーワードを入れることで、サイト内記事が検索できます。