庭の畑でズッキーニの花が咲いています。妻が雌花と雄花を受粉させています。
解り難いとは思いますが雌花の中に雄花を置いています
ズッキーニ
原産地はアメリカからメキシコで、栽培が始まったのはヨーロッパに伝わった16世紀頃からだと言われています。日本へは戦後になって導入されたようです。
見た目はきゅうりに似ていますが、ペポかぼちゃというかぼちゃの仲間です。完熟した実を食べるかぼちゃと違って、ズッキーニは未熟な実を食べます。歯ごたえ、味はなすに似ており、形はきゅうりのような細長いものの他に丸いものもあり、色も緑と黄色があります。
日本では馴染みが薄いズッキーニですが、イタリアや南フランスでは一般的で、南フランスの代表的な野菜料理「ラタトゥィユ」には欠かせない食材です。イタリアでは、ズッキーニの花も一緒に揚げ物にして食べます。
ちなみにズッキーニはイタリア語で、フランスでは「クルジェット」と呼ばれています。
ズッキーニはカロリーが低く、ダイエットにはオススメの食材です。ズッキーニを使った代表的な料理の「ラタトゥィユ」はズッキーニやトマトなどの夏野菜を炒めて蒸し煮したものです。油で炒めることで、ズッキーニに多く含まれるカロチンの吸収率をUPさせ、体の免疫を強化し、風邪の予防や粘膜の保護に効果があります。また、ビタミンBが血液の循環をよくし、体に溜まった余分な水分を排泄してくれるので、むくみ解消や血行促進によって美肌効果を発揮します。
女性の味方の食物繊維も含んでいるので、他の夏野菜と一緒にたくさん食べたいものです。
ラタトゥィユ