テレビで「蚊に刺される」「蚊に食われる」「蚊にかまれる」の言葉の使い方の全国分布を放送していました。広島は「蚊にかまれる」分布になっていましたが、私の家では「蚊に刺される」と言っています。
全国で見ると、一番多かったのが「刺される」の43.5%。僅差で「食われる」(39.8%)がこれに続いた。「かまれる」は14.9%で3位だった。
「刺される」は北は北海道、南は大分までの26道府県で首位(同率含む)を獲得しており、事実上の標準語となっていることがうかがえる。特に太平洋側の地域、関東・中部・関西での支持が目立つ。
対して「食われる」は、地域にやや偏りが見られる。東北~北陸の各県、そして飛んで九州の一部で「食われる」派が多い。
関西・中国・四国などで根強い支持を得たのが、「かまれる」。だが地域の偏りは「食われる」以上に強く、西日本での強さに反し、東日本ではほとんど票が入っていない。
ざっくりまとめると――。
北海道:刺される
東北:食われる
関東:刺される&食われる
北陸:食われる
中部:刺される&食われる
関西:刺される&食われる&かまれる
中国:刺される&かまれる
四国:食われる&かまれる
九州:刺される&食われる
県によってはこんな少数回答もありました。
「蚊にくっつかれる」...山梨(22.2%)、静岡(8.3%)
「蚊に吸われる」...奈良(9.1%)、滋賀(5.6%)
「蚊にかぶられる」...埼玉(2.0%)、福岡(2.2%)
Jタウン研究所では、「蚊」の被害をこうむることを何と言うか、都道府県別にアンケート調査を行った(総投票数1313票、2014年11月7日~12月8日)。
(Jタウン研究所HP引用)