昨日(9月29日)第4回広島市議会定例会(9月定例会)最終日が開催されました。
第83号議案 平成27年度広島市一般会計補正予算(第2号)
第84号議案 広島市個人情報保護条例の一部改正について
第85号議案 職員の再任用に関する条例及び職員の退職手当に関する条例の一部改正
第86号議案 広島市防災まちづくり基金条例の制定について
第87号議案 広島市原爆ドーム保存事業基金条例及び広島市平和記念資料館条例の一部
改正について
第88号議案 広島市証明等手数料条例の一部改正について
第89号議案 広島市特定非営利活動促進法施工条例の一部改正について
第90号議案 地方独立行政法人広島市立病院機構中期計画の変更に係る認可について
第91号議案 市道の路線の認定について
第92号議案 契約の締結
以上の議案の採決が行われ全て原案通り可決されました。
第90号議案地方独立行政法人広島市立病院機構中期計画の変更に係る認可については記名投票が行われ(賛成白票・反対青票)ました。
賛成31票・反対23票で原案通り可決されました。
安佐市民病院は荒下地区に5階建て450床程度の病院を新築し高度急性期医療や災害拠点病院の機能を集約し救急救命センターを備えます。
現地には現病院の北館を残し日常的に受診できる機能をを残し、地域包括ケア・緩和ケア77床程度と夜間救急センターを併設すると言う案が動き始めます。
昨年2月に否決した荒下地区に全面移転案ではなく今回の案で可決されました。この案は8月29日住民説明会で市長が突然提案しました。議会には一切説明は有りませんでした。今回の提案そのものがほとんど中身を詰めた説明ではなく具体的な内容を検討することはできませんでした。という事で私は丁寧に時間をかけて説明すべきだと反対しました。
安佐市民病院は地方独立行政法人広島市立病院機構に変わっており議会への説明責任が大変薄れ、かかわりが薄くなります。今回の可決は白紙委任をしたようなものだと言う感じがします。
これからもこの問題は市当局(健康福祉局)にしっかりとした説明を求めていきます。