毎朝散歩をしていますが、途中まで大変苦しい時間が有りそれを過ぎると楽になりいくらでも歩けるのではないかと言う状態になります。特に前の日お酒を飲んだ時は苦しい時間が長い気がします。
散歩ですからあまり関係が無いとは思いますが、速足で歩くので、走るときの起こる「セカンドウインド」と同じ現状ではないかと思います。毎朝、程度は違いますが経験しています。
セカンドウインド
走りはじめてしばらくすると苦しくなるのは、運動負荷に対してまだ慣れていない身体が、必要な酸素量に対して、十分な酸素を取り込めていない状態です。これをデットポイントと言います。
心肺機能が運動負荷に追いついていないために、走り始めはどうしても苦しく感じます。身体が走ることに対してまだ適応できていない状態です。
しかし走り始めてからしばらくすると、身体も温まり酸素摂取量も安定してきて、フッと楽に感じるようになります。この状態を『セカンドウインド』と言います。酸素の需要量に対して供給量が追いつき急に全身が軽く感じられるようになる状態です。
セカンドウインドは個人差もありますが、10分前後くらいで訪れます。
ランナーズハイ
さらに長く走り続けていると『ランナーズハイ』と言われる現象を体験する人もいます。 これは走っている最中に苦しさがいつしかやわらぎ、むしろ快感と感じ、いつまでも走れてしまう感覚になる現象を言います。
このような高揚感を得る原因は脳内麻薬物質であるβエンドルフィンによるものだと考えられています。βエンドルフィンは覚醒作用や鎮痛作用があり脳内麻薬と呼ばれています。