MRJは11月11日午前9時35分に愛知県の県営名古屋空港(小牧空港)を離陸し、1時間の予定を1時間半試験飛行を行いました。2008年頃、名古屋に見学に行ったのを思い出します。実物と同じ形の模型を見て感激したのを思い出します。
MRJ
正式名称は「三菱リージョナルジェット」標準座席数が78席のMRJ70と92席のMRJ90があり、カタログ価格で4680万ドル(約47億円)でです。
11月11日に飛んだ約92席のタイプは、カタログ価格が4730万ドル(約58億円)、全長35.8メートル、巡航速度マッハ0.78、航続距離は最長タイプで3千キロ超。MRJは地方空港と拠点空港などを結ぶことを想定した座席数100席以下の小型ジェット旅客機です。この分野では、カナダのボンバルディアとブラジルのエンブラエルが世界2強と言われています。
2008年9月の時点では、2011年に初飛行、2013年に納入を開始する予定でしが遅れて2015年11月となりました。
航空機には1機あたりおよそ100万~300万の部品が使われるためMRJが事業としても成功すれば、部品メーカーなどへ波及効果が広がり、更には製造業の高度化にも繋がるため、航空機産業が日本の基幹産業として、この先発展していく可能性があると考えられています。