うるう年

 昨日(1月16日)3月までの議会日程を書きました。2月が29日まであります。今年はうるう年(閏)です。我々の記憶ではオリンピック年として覚えています。うるう年について調べてみました。(雑学)

うるう年の意味
 太陽暦と地球の自転と公転に関係します。
 地球の自転とは、北極と南極を軸にして一日一回地球自身がまわる事。
 公転は地球が太陽の周りを回る事です。

 太陽暦では通常365日なのですが、地球の自転と公転の関係で365日と5時間48分46秒と1年あたりの日数が異なります。
 このまま1年を365日としていくと、10年で2.4日・100年で24.2日・1000年で242.2日となります。こうして長い目でみると、季節がずれていってしまいます。
 このズレを補正するために、数年に一度の「うるう年」が設けられています。
 うるう年を詳しく知っていくうえで、グレゴリオ暦というものについて知る必要があります。

グレゴリオ暦とは、現行の太陽暦のことです。
 新暦はこのグレゴリオ暦のことであり、その前に採用されていたユリウス暦を改良されたものです。
 1582年にローマ教皇であったグレゴリウス13世が、1000年近く採用され続けていたユリウス暦の「季節のズレ」に気が付きます。
 ユリウス暦は、1000年もの長い間採用され続けていた優秀な暦だったのですが、長い時を経てちょっとしたズレが大きなズレとなりました。
 それに気が付いたので、グレゴリウス13世の代で改良し、ユリウス暦で採用されていた、400年に100回のうるう年を400年に97回のうるう年として時間的なズレを少なくしました。
 
 なるべく公平に、平年を増やしてうるう年を覚えやすいものとするために、こんなルールを設けました。
 「平年は西暦が100で割り切れ、且つ400で割り切れない数字の年数とする。それ以外の4で割れる数字の年数はうるう年とする。」

 日本における「うるう年」はグレゴリオ暦ではなく、法令では神武天皇即位紀元によって行うことが決められています。この決まりは明治31年に決められ現代も続いています。

神武天皇即位紀元とは
 日本の最初の天皇である神武天皇が即位した年を、元年とした日本の紀元のことです。
 別名皇紀とも呼ばれており、紀元前660年を元年とします。
 今年、西暦2016年は、2016+660で2676年になります。
(2015+660)÷4=668.75
(2016+660)÷4=669
 上の式の昨年の場合は割り切れないので平年、下の式の2016年は割り切れるのでうるう年ということになります。
 (インターネット記事 引用)

 

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