視察1日目

 昨日(1月26日)から、2泊3日の予定で「大都市税財政・地方創生対策特別委員会」の県外視察に来ています。

 

吹田サッカースタジアム

 ガンバ大阪が平成20年に新スタジアム建設構想を打ち出し、平成21年大阪府が運営管理する万博記念公園の敷地内で整備すること、資金は寄付金と助成金で整備することが決まり、平成22年3月に任意団体「スタジアム建設募金団体」が設立されました。

 その後、寄付を集めて、建設後に吹田市に寄贈し、ガンバ大阪が指定管理をするという手法が決まりました。そして平成24年に募金の受付が始まりました。

 募金は3万人以上の個人、700社以上の企業から約105億6,234万円(個人1億8,000万円)、スポーツ振興くじ(トト)からの助成30億円を合わせると140億8,567万円となりました。平成25年9月(22か月)竣工し、現在ガンバ大阪が指定管理(建設開始から50年間)として管理・運営を行っている。吹田市からの委託料もなく、ガンバ大阪は利用料金などから管理運営費を捻出して行きます。吹田市は建設費だけでなくランニングコストも負担していません。

全景

ピッチとスタンド(手前が人工芝、コートは天然芝)

個人寄付者のネームプレート

選手ベンチ(観客席と一体化しています)

神戸市創生戦略

 午後から神戸市で神戸市創生戦略について神戸市企画調整局政策部長「奥田隆則」部長から説明を受けました。(部長は広島市東区出身で総務省から神戸市に出向しておられます)

 神戸市も平成26年閣議決定された「また・ひと・しごと創生総合戦略」にのっとり、人口の現状と将来展望を提示する「神戸人口ビジョン」「神戸創生戦略」を策定されました。

 神戸人口ビジョンは2060年(平成72年)までの長期ビジョンとされ、神戸創生戦略は2019年(平成31年)までの5か年とされたそうです。

 

 具体的には神戸創生戦略プロジェクトチーム(学識経験者・市民・事業者・市職員189名)を作り、また、2020神戸創生懇話会(産業界・関係行政機関・学識経験者・金融機関・労働団体・メディア・市会議員・市民・事業者等84名)と意見を調整しながら策定をしています。

視察説明会

 

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